※2019年3月23日夜 最終実践検証結果
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商品の概要
マナラ公式サイト:https://www.manara.jp/display/product/TW001008.html
引用元:https://www.manara.jp/display/product/TW001008.html
商品コンセプトとしては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。角栓除去に特化した商品なので、私のように角栓に悩んでいる人には、かなり期待できそうな商品です。
2019年2月20日に販売された新商品で、以前は粉タイプの「マナラ 生練り洗顔」が販売されていましたが、今回の商品は、これを顆粒タイプにリニューアルされたものです。
生練り洗顔と比べると、「使い方がより簡単になり、さらに角栓、ザラつきへの効果がアップした」と書かれています。私はとにかく角栓を除去したいので、使い方やザラつきはどうでもいいのですが、「角栓への効果もアップした」とのことなので、期待できそうです。
引用元:https://www.manara.jp/display/product/TW001008.html
角栓除去のメカニズムとしては、上記の通り、まず肌をほぐして毛穴と角栓の間に隙間を作り、そこに酵素が侵入して角栓を分化し、それを泥が吸着して角栓を取り除く、という仕組みのようです。
アットコスメの口コミランキングは、最近発売された商品なので、この記事を書いている2019年3月21日現在では、まだ登録されていません。
ちなみにリニューアル前の生練り洗顔は、この記事を書いている2019年3月21日現在で、「洗顔パウダー」部門で15位、洗顔料全体ではランキング外でした。
2019年3月21日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前/洗顔後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
洗顔前/洗顔後で同じ角栓を観察しないと変化がわからないので、ほくろを目印に、同じ角栓を観察します。今回は、私の左頬にある、ほくろを目印に、ほくろ周りの角栓を観察してみます。他の商品でも、同じ角栓で検証を行っているため、他の商品との角栓の除去具合の比較も可能だと思います。
上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
使い方としては、付属している説明書に、上記のように書いてあります。
顆粒を手に出してみると、このような感じです。量としては直径2cm程度なので、かなり少な目だなという印象です。
手のひらで少量の水を加え、軽くなじませると、このような感じです。
顔になじませると、手はこのような感じになります。顆粒が水と完全に合わさり、泥のような感じになりました。
そもそも顆粒の時点で量が少な目で、これを泡立たせたりして量を増やして使うわけではないので、洗顔料の量としては、けっこう少ないなという印象です。
角栓が気になる鼻、おでこ、頬になじませる程度が限界で、その他口回りやあご回り等顔全体を洗顔するには、量が足りないように思います。
水ですすぐ時に、泡状になったので、この状態で顔顔全体を洗顔しました。説明書にはない使い方にはなりますが、このやり方なら、量が少なくて洗顔できない、ということは回避できると思います。
上記写真は、洗顔後の同じ角栓の写真になります。
結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。
ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、拡大写真を見ると、全ての角栓において、若干サイズが小さくなっているように思います。
これまで検証してきた商品の中では、オバジの酵素洗顔が、角栓除去に一番効果があったのですが、今回の商品も酵素が角栓を分解する仕組みなので、やはり酵素というのは角栓の分解に有効のように思います。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
2019年3月21日夜 実践検証結果※洗顔後、肌がヒリヒリ痛くなり、赤くなりました
上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。
朝、今回の洗顔で洗顔した後、約10時間が経過している状態です。
今回も、朝と洗顔の条件は同じです。
上記写真は、洗顔後の同じ角栓の写真になります。
角栓の形状について、拡大写真の左端の角栓及び真ん中の角栓が、洗顔前は上に凸の形状をしていましたが、洗顔後は表面が平らになっているように見えます。
また、角栓の周りには堀のようなくぼみも見えることから、角栓の外周のみにはなりますが、毛穴の内部の角栓も除去できており、他の商品と比較すると、角栓の除去量は、かなり多い方だと思います。
今回、洗顔条件は、朝とまったく同じだったのですが、朝は「サイズが小さくなった」とコメントしており、今回のように、表面が平らになった、という変化はありませんでした。
なぜ、条件は同じなのに、朝と夜で異なる結果になったのか?考えられるのが、洗顔前の角栓の大きさの違いです。朝と夜では、朝の方が、洗顔前の角栓が大きい状態でした。
仮に同じ量だけ角栓を溶かせるとすると、朝は洗顔前の角栓が大きかったので、洗顔である程度溶かして中くらいになり、この時点では、まだ上に凸の状態だったため、表面が平らになるといった変化は見られなかったわけです。
しかし、夜は、朝、ある程度角栓を溶かしていたため、洗顔前の状態でも角栓の大きさは中くらいでした。ここで洗顔すると、角栓はさらに小さくなるわけですが、肌表面まで溶かし終わると、毛穴の内部までは手が入っていかないので、これ以降は角栓の除去ができず、結果表面が平らになって見えるのだと思います。
つまり、角栓が机の上にあるのなら、洗うごとにサイズは大→中→小となるわけですが、角栓は毛穴に埋まっているため、洗うごとにサイズは大→中→平という変化になる、ということです。
長くなりましたが、結局朝と夜で結果が違った理由は、洗顔前の角栓の大きさが違うことが考えられます。
あと、今回洗顔後、肌がヒリヒリ痛くなり、肌が赤くなりました。洗顔後の低倍率の写真でも、赤くなっているのがわかると思いますし、また拡大写真では、水ぶくれのように膨れている感じも伝わるかと思います。
上記の通り、いつも撮影しているほくろの右下の部分が特に赤くなりました。
朝は痛くならなかったのに、なぜ、条件は同じなのに、朝は痛くならず、夜は痛くなったのか?今回は、洗顔時間もきっちり1分測り、また力の入れ具合も、同じ強さで洗っています。
考えられる理由は、おそらく短時間で2度行ったためだと考えられます。一度目は耐えられたが、一度目でダメージを受けている状態で、二度目に耐えられなかったということです。
以前に使ったスイサイの酵素洗顔でも、アットコスメには、「ヒリヒリ痛みが出た」「赤くなった」といった口コミが多数あり、実際に私の肌でも同じ症状が出ていました。
>>2019年3月9日実践検証結果
今回の洗顔も、酵素で角栓を溶かす方式であるため、やはり酵素自体、肌に刺激が強いようです。
上記スイサイの酵素洗顔の検証では、3分洗って赤くなっていましたが、今回は1分で赤くなり、さらに赤くなった度合いは、今回の方がひどかったため、スイサイの酵素洗顔よりも刺激が強いと思います。
なので、酵素洗顔は、使用にあたって、少し慎重になった方がいいと思いますし、酵素洗顔の中でも、特に今回の洗顔は慎重になった方がいいと思います。
1日1回の使用にとどめるとか、洗顔時間を短くするとか、かなり優しく洗う、といった使い方をした方がいいと思います。
こう書くとデメリットが多い商品のように思われるかもしれませんが、酵素自体は角栓を除去する力が強いため、角栓除去に有効な成分ではあると思います。ただ、刺激が強いという副作用もある、ということです。
なので、肌が強い人であれば、試してみてもいいのではないかと思います。
2019年3月22日朝 実践検証結果※赤くなったその後
この日は前日の洗顔で赤くなってしまったため、朝晩洗顔は行わず、水洗いのみのとどめました。
もし赤くなった場合、どの程度で治るのか?の参考に、現時点での肌の様子を撮影しておきます。
写真でもわかる通り、洗顔後約10時間たった時点でも、まだ赤みは残っています。
自分の顔を手鏡で見ると、赤くなっているのがわかるので、相手との距離が1メートル前後だと、どうしたの?と気づかれてしまうと思います。
トイレの鏡で見ると、これは照明の影響もあるかもしれませんが、これだと赤くなっているのはわかりませんでした。なので、2メートルくらい離れれば、大丈夫だと思います。
なので、この商品を初めて使う時は、次の日が休みの日などに使った方がいいと思います。
2019年3月23日朝 実践検証結果
今日はほとんど赤みがなくなったので、少し怖かったのですが、検証をしないわけにもいかないので、朝から実践してみました。
上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。
22日夜、水洗い後、約10時間が経過している状態です。
21日の洗顔で、角栓をある程度小さくできていましたが、その後2日たっても角栓はそれほど成長しておらず、中くらいの大きさを維持していました。
今回は、また赤くなる恐れがあったため、洗顔時間は1分で、かなり優しく洗顔しました。
上記写真は、洗顔後の同じ角栓の写真になります。
もともと洗顔前の状態でも、それほど角栓は大きくなかったので、洗顔後、それほど変化はありませんでした。
やはり毛穴と同じ面まで除去すると、それ以降毛穴に埋まっている部分の除去は、難しいようです。大きい角栓を小さくするのは簡単だが、毛穴に埋まった小さい角栓を、さらに小さくするのが難しいということです。
変化がなかったのは、「かなり優しく洗ったから」という理由もあるかもしれません。
今回は、肌が痛くなったり、赤くなったりといった症状は出ませんでした。
赤くならなかった理由としては、かなり優しくあらったか、もしくは前回洗顔後丸1日時間をおいて使用したからという理由が考えられます。
2019年3月23日夜 実践検証結果
上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。
朝、今回の洗顔で洗顔した後、約10時間が経過している状態です。
今回も、赤くならないように、最新の注意を払って、かなり優しく洗ってみたところ、ヒリヒリ痛くなったり、赤くなったりすることはありませんでした。
21日は、短時間に2回洗ったのがいけなかったのではないか?とコメントしていましたが、かなり優しく洗えば大丈夫のようです。
上記写真は、洗顔後の同じ角栓の写真になります。
今回も、もともと洗顔前でも角栓はそんなに大きくない状態だったため、やはり洗顔後あまり変化はありません。
拡大写真を見ると、洗顔前は上に凸の形状だったものが、洗顔後は表面が平らになっており、多少角栓が除去できています。
ただ、除去できるのは肌の表面より上に盛り上がった部分のみであり、肌表面より深い毛穴の内部の角栓までは除去できません。
なので、表面が平らになった以降は、いくら洗顔しても、あまり変化がありません。21日夜の洗顔後と今回23日夜の洗顔後では、ほとんど同じ写真になっていると思います。
結論としては、角栓を完全に除去することはできないが、大きい角栓を小さい状態に維持することはできる。
使用にあたっては、肌への刺激が少し強いものの、かなり優しく洗えば大丈夫、という結論にしたいと思います。
2019年3月25日朝 その後の経過
21日の使用で肌が赤くなったと書いていましたが、その後23日の時点で赤みがひいたので、正常な状態に戻ったと思っていたのですが、今日洗顔して肌を触ると、ザラザラした感じがあったので、鏡で見てみると、軽くかさぶたのようなものが肌全体にできていました。
白くなっている部分が、かさぶたのようなものです。俯瞰写真で、このような写真を掲載するのは、今回が初めてだと思います。
洗顔でかさぶたができたのは初めてなので、肌へのダメージはけっこうひどかったようです。
今後の教訓としては、初回の使用で慎重になるのはもちろん、2回目3回目の使用も注意する必要があると思いました。もし刺激の強い洗顔だった場合、2回目3回目の方が、1回目の使用でダメージを受けている分、よりダメージを受けやすいからです。
2019年3月26日朝 完治
その後26日の朝の洗顔により、だいたいのかさぶたがとれ、完全にいつもの肌に戻りました。