ファンケル 洗顔パウダーで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年2月24日夜 最終実践検証結果

商品の概要


ファンケル公式サイト:https://www.fancl.co.jp/beauty/item/3733a/


商品の箱を破ると、内側に、商品特徴と使用順序が記載されています。

商品特徴としては、「過剰な皮脂や角栓などの肌の汚れを落とす」と記載されています。

使用順序としては、「メイク落とし」→「洗顔パウダー」→「化粧液」→「乳液」という順序が書かれていますが、今回はパウダー洗顔のみを行った場合の効果を検証していきます。

上記4ステップを全て行った方が効果はあるのでしょうが、ただ上記の通り、今回の商品であるパウダー洗顔単体の商品特徴として、「角栓を落とす」と説明されているため、パウダー洗顔単体でも角栓除去効果を期待することはできると思います。

アットコスメの口コミランキングは、この記事を書いている2019年2月23日現在で、洗顔パウダー部門で3位、洗顔料全体では14位となっています。

2019年2月23日実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前/洗顔後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。

洗顔前/洗顔後で同じ角栓を観察しないと変化がわからないので、ほくろを目印に、同じ角栓を観察します。今回は、私の左頬にある、ほくろを目印に、ほくろ周りの角栓を観察してみます。他の商品でも、同じ角栓で検証を行っているため、他の商品との角栓の除去具合の比較も可能だと思います。



上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


お風呂に入り、パウダーを手に出してみると、このような感じです。


説明書には、「大きな円を描くように、空気を含ませながら泡立てます」と書かれていますが、その通りに実践しても、いつまで経っても上記のような状態で、いっこうに泡たちませんでした。


いっこうに泡立たないので、手洗いをする時のように両手をこすり合わせ泡立てようとしたところ、上記のようにシャバシャバの泡になってしまいました。


「泡立てネットと合わせて使うと、簡単に泡立てができる」と書かれていたため、泡立てネットを使ってみたところ、上記のように泡立ちました。指だけで泡立てることはかなり難しいため、泡立てネットの用意は必須だと思います。

先日は、スイサイとオバジのパウダー洗顔をレビューしていましたが、こちらは双方容量が0.4gしかなく、洗顔の量が少ないので、「水分の多いシャバシャバの泡になる」とレビューしていました。

今回の商品は、洗顔の量は、ファンケル公式サイトを見ると、「【使用日数】50g:約30日分※朝晩使用」と書かれています。つまり50gを30日で割ると1日あたり1.6gで、これを朝晩使用なので2で割ると1回あたり0.8gとなります。これは上記酵素洗顔の倍の量となります。

洗顔の量が多いと、必然的に泡に含まれる水分量は少なくなるので、泡の状態としては、かなり弾力があり、きめの細かい、しっかりとした存在感のある泡ができます。

洗顔については、特に洗顔時間の制約はなかったので、一般的な洗顔時間の目安とされている1分前後洗ってみましたが、「ピリピリ痛む」「赤くなった」といった症状は、ありませんでした。



上記写真は、夜入浴して、洗顔後の同じ角栓の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

また、角栓の形状についても、「小さくなった」といった変化も見られないように思います。

拡大写真の真ん中の角栓については、洗顔前は明らかに上に凸の形状をしていたものが、洗顔後は、「上に凸の形状が確認できる」とは言えない形状になっているので、多少は角栓の表面を除去できているように思います。

ただ、これまでの商品で、「角栓の表面を多少除去できた」と評価していた時には、角栓が明確に平らの形状が確認できており、今回はそのような明確な形状の変化は確認できないため、除去量としては極めて少ないように思います。

ただ注意してほしいのが、これはあくまで私の結果であるということです。私にはあまり効果はありませんでしたが、肌質というのは多種多様なので、他の人も同じ結果になるとは限りません。もしかしたら、角栓の状態や肌質によっては、効果が出る人もいるかもしれません。

今回の結果は、あくまで私の実践結果ということで、参考程度にお願いします。

水分、油分については、測り忘れたので、また明日検証してみたいと思います。

2019年2月24日実践検証結果※ピリピリ痛むか?赤くなるか?の検証



上記写真は、洗顔前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。

夜お風呂に入る前の状態であり、朝洗顔してから約10時間が経過しています。

23日は、角栓の除去についてあまり効果がなかったため、今日は洗顔時間を3分に伸ばして検証してみました。※23日は洗顔時間は1分

3分前後洗顔しても、ピリピリした痛みや、洗顔後赤くなるといったこともありませんでした。



上記写真は、夜入浴して、洗顔後の同じ角栓の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

角栓の形状としては、洗顔前に比べると、多少小さくなっているように見えます。やはりこれまでの検証結果からもわかっている通り、洗顔時間を長くすることは、角栓除去に有効のようです。

先日、オバジC 酵素洗顔パウダーの検証を行った時は、今までで一番角栓の除去量が多かったと評価していました。
>>オバジC 酵素洗顔パウダーのレビュー。毛穴の角栓はとれるか?効果を検証

これに比べると、今回の商品は、そこまでの除去量はなく、オバジC以外の商品と同等のように思います。現状だと、オバジCのみが頭一つ抜き出ています。やはり酵素は、角栓除去に対して、かなり有効のようです。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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