ティス ディープオフオイルNで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年6月4日朝 最終実践検証結果

商品の概要


資生堂公式サイト:http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070410.seam?shohin_pl_c_cd=055602&online_shohin_ctlg_kbn=1

資生堂のメイク落とし、クレンジングオイルで、角栓を除去する効果もあるとされているオイルです。


引用元:https://www.shiseido.co.jp/sw/c/products/SWFG070410.seam?&shohin_pl_c_cd=055602&online_shohin_ctlg_kbn=1
角栓を落とすメカニズムとしては、角栓を溶かしたり、角栓を吸着して引き抜いたりと様々ですが、今回の商品は、「角栓を溶かし出し、きれいさぱり取り去ります」と書かれています。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年5月30日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

今回の商品は、商品に貼られているシールに、大々的に「根太い角栓もすんなり浮かし出す」と書かれています。今回は売れ筋商品というより、角栓除去に特化した商品であり、私の角栓除去の要望にマッチした商品だったため、検証対象の商品としてピックアップしてみました。

2019年5月30日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、使用前/使用後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだ10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように説明されています。


オイルを手に出してみると、このような感じです。

マッサージ時間は、公式サイトの説明に従って、2分前後マッサージしました。

一般的に、クレンジング時のマッサージの時間としては、1分前後が目安とされているため、今回の2分という時間は、かなり長い方なので、赤くなったり、痛くなったり、つっぱったりしないかな?と警戒していたのですが、そのような異常はありませんでした。


マッサージ後のオイルの性質の変化については、白くなったりといった変化は、特に見られませんでした。






上記は、オイル使用後の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、使用前は明らかに上に凸の形状をしていましたが、使用後は表面が剥離され、ゴツゴツした形状になっていることがわかります。表面の一部を除去できているようです。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

今後についてですが、使用頻度については、「マッサージは1日1回」と書かれているため、今夜は使用せず、また明日朝試してみたいと思います。

2019年5月31日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、クレンジング前の状態で、角栓が上に凸でとても大きい、というわけではなかったので、クレンジング後はほとんど変化がありませんでした。

角栓が上に凸で大きい状態だと、表面を多少剥離することはできるようですが、今回のように、それほど大きくない場合は、ほとんど効果はないようです。

2019年6月1日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回も昨日と同じで、クレンジング前の角栓はそんなに大きい状態ではなかったので、クレンジング後ほとんど変化がありませんでした。

2019年6月2日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

4枚目の写真を見ると、角栓が根元から完全に、すっぽりと抜けていることがわかると思います。

これまで商品数としては26商品、検証期間としては今年1月からスタートして約半年間検証してきたわけですが、今回のように角栓を根元から完全に除去できたのは初めてだったので、とても驚きました。やっと、宣伝文句通り、角栓を除去できる商品に出会えました。

今回初めて角栓を完全に除去できた理由としては、もちろん成分の効果もあるとは思いますが、個人的にはクレンジング時間の条件も角栓を除去できた理由の1つとして考えています。

というのも、クレンジング時間については、特に何も成約がない商品については、一般的に正しいマッサージ時間の目安とされている1分前後マッサージしていたので、検証したほぼ全ての商品は、クレンジング時間は1分でした。

しかし、今回の商品はクレンジング時間を2分と決められており、2分もクレンジングしたのは初めてでした。個人的には成分の違いというよりも、いつもより2倍の時間をかけて丁寧に洗った、というのが大きかったように思います。

2019年6月3日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

クレンジング前の写真を見ると、昨日は初めて角栓が根元から完全に除去できましたが、その後24時間経過した時点で、角栓が埋まっていた穴は、新たな角栓ができ、見えなくなっています。やはり角栓は24時間あれば、けっこう成長してしまうようです。

クレンジング後は、これまでと同じく、あまり変化は見られません。

2019年6月4日朝 実践検証結果






上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。






上記は、クレンジング後の写真になります。

クレンジング前の3枚目の写真を見ると、右下の角栓が、色が透明で、大きさもかなり小さくなっており、前日クレンジング後の状態から、明らかに変化しています。

角栓の色や大きさが、6月2日に根元から除去できた角栓とかなり似た形状になっているため、この角栓も、6月3日夜の洗顔で、根本から完全に除去できたのかもしれません。

ただ、クレンジング後に除去できたわけではないので、これが今回の商品の効果なのか?は不明です。もしかしたら、今回の商品を毎日使っていたことで角栓が落ちやすい状態になっており、洗顔で除去できた可能性も考えられなくはありません。

クレンジング後は、これまでと同じく、あまり変化は見られません。

毎日使っても、結果が変わらないため、検証はこれで一旦終了としたいと思います。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を完全に除去することは1つもできませんでした。

ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、元々の角栓が大きい場合は、表面の一部を多少除去することはできました。

多少除去して角栓が小さくなってくると、その後はクレンジングしても、あまり変化はありませんでした。

あと、今回初めて、角栓を、根本から完全に除去することができました。ただ、完全に除去できた角栓の数としては、たった1個だったので、これだと効果ありと評価するのは、少し難しい気がします。

とは言え、その他のほぼ全ての商品は、角栓を根本から完全に除去できたことはなかったので、他の商品に比べると、評価できると思います。

個人的には、10個中、せめて3個4個除去できれば、継続的に使ってもいいかなと思えるのですが、6日使って1個となると、継続的に使用するまではいかないかなと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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