ファンケル マイルドクレンジングオイルで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年2月27日夜 最終実践検証結果

商品の概要


ファンケル公式サイト:https://www.fancl.co.jp/beauty/item/3721c


商品の箱を破ると、内側に、商品特徴と使用順序が記載されています。

商品特徴としては、「なかなか落ちない角栓も、毛穴に入り込んだメイクや酸化した皮脂もきれいに落とし」と記載されています。

クレンジングオイルなので、角栓除去以外にも、メイク落としの用途もあるわけですが、私はメイクはしないので、角栓除去の目的のみで使用するため、メイク落としとして使用感のレビューはなしとなります。

使用順序としては、「メイク落とし」→「洗顔パウダー」→「化粧液」→「乳液」という順序が書かれていますが、今回は、クレンジングオイルのみを行った場合の効果を検証していきます。

上記4ステップを全て行った方が効果はあるのでしょうが、ただ上記の通り、今回の商品であるクレンジングオイル単体の商品特徴として、「角栓を落とす」と説明されているため、クレンジングオイル単体でも角栓除去効果を期待することはできると思います。

パウダー洗顔も持ってはいるのですが、メイク落としとパウダー洗顔の2つを行ってしまうと、効果があった場合に、どちらが効いているのか?がわからないため、今回はクレンジングオイルのみを行った場合の効果を検証していきます。

アットコスメの口コミランキングは、この記事を書いている2019年2月27日現在で、オイルクレンジング部門で1位、クレンジング全体でも1位となっています。

2019年2月26日実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、使用前/使用後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。

使用前/使用後で同じ角栓を観察しないと変化がわからないので、ほくろを目印に、同じ角栓を観察します。今回は、私の左頬にある、ほくろを目印に、ほくろ周りの角栓を観察してみます。他の商品でも、同じ角栓で検証を行っているため、他の商品との角栓の除去具合の比較も可能だと思います。



上記写真は、クレンジング前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


お風呂に入り、クレンジングオイルを手に出してみると、このような感じです。


肌につけて顔にのばすと、このような感じになります。

アットコスメの口コミを見ていると、「乳化して洗い流すと、、、」といったコメントが多くありますが、この使い方は間違いなので注意してください。なぜ間違いかというと、上記「ご使用方法」を見ればわかる通り、そのような説明は一切されていないからです。

暗黙の了解みたいな感じで、乳化は当たり前だから書かれていないのかというと、それもありえません。というのも、説明文には、「肌が濡れている場合は、水気をふき取ってお使いください」という説明があります。つまり水の使い方についての説明があるわけです。水の使い方の説明があるのなら、仮に乳化が必要なのであれば、「クレンジングがメイクとなじんだところで、水を加えて乳化させてください」という説明があるはずです。

商品を使う時は、暗黙の了解みたいな感じで、自分の勝手な常識で判断せず、説明書をしっかりと読んで、それを忠実に実行してください。使い方を間違うと、正しく使えば効果がある商品でも、その効果が得られません。

なので私は、乳化は一切行わず、説明書通り、顔に伸ばして1分前後マッサージし、その後洗い流しました。



上記写真は、夜入浴して、クレンジング後の同じ角栓の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

角栓の形状については、拡大写真の真ん中の角栓が、洗顔前は上に凸の形状をしていたものが、洗顔後は上の部分にくぼみができているように思います。なので、除去量としては少量ではあるものの、効果はあるようです。

他の商品と比較すると、他の商品では、「表面が平らになっているように見える」とコメントしているものが多いですが、それら商品と比べると今回の商品は、上に凸のほんの一部がくぼんだだけなので、除去量としては小さいように思います。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

2019年2月27日実践検証結果



上記写真は、クレンジング前の写真になります。上が低倍率、下がほくろ周りを拡大した高倍率の写真になります。

夜お風呂に入る前の状態であり、朝洗顔してから約10時間が経過しています。

26日は、角栓の除去についてあまり効果がなかったため、今日は洗顔時間を3分に伸ばして検証してみました。※26日は洗顔時間は1分



上記写真は、夜入浴して、クレンジング後の同じ角栓の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

これまでの洗顔では、1分の洗顔では効果がなかった商品でも、3分洗顔すれば、「表面が平らになった」といったような、変化は小さくても何かしらの効果は見られていたのですが、今回のクレンジングオイルについては、時間を延ばしても、ほとんど形状の変化は見られませんでした。

これは、今回の商品が悪いのではなく、洗顔か?クレンジングオイルか?の違いもあるのかもしれません。このあたりは、今後、他のクレンジングオイルを検証することで、明らかになっていくと思います。

やはりクレンジングオイルというのは、そもそもは化粧を落とす目的で作られていると思うので、角栓を除去する目的で作られた商品に比べると、クレンジングオイル自体、角栓除去の効果が小さいのは、仕方ないことなのかもしれません。

今回は、あまり効果がないという結果になってしまいましたが、勘違いしてほしくないのが、これはあくまで私の結果であり、人それぞれ肌質は違うわけなので、全ての人が同じ結果になるとは限りません。肌質によっては、効果がある人もいると思います。あくまで私の結果として、参考程度にしてみてください。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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