どろあわわで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年7月24日夜 最終実践検証結果

商品の概要


健康コーポレーション株式会社公式サイト:https://www.kenkoucorp.com/lp/af_doro/?xadid=afl2701

健康コーポレーション株式会社から出ている泥洗顔です。



引用元:https://www.kenkoucorp.com/lp/af_doro/?xadid=afl2701
商品の特徴としては、公式サイトを見ると、まず、角質が固くなっていると汚れを吸着しにくいので、白麹エキスと米ぬか発酵エキスで肌をほぐし、次に3種類の泥で毛穴に詰まった汚れや皮脂を吸着すると書かれています。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年7月20日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

今回は、人気商品というよりも、「角栓を除去したい」という私の要望にマッチした商品だったため、検証対象商品としてピックアップしてみました。

ちなみに、今回の商品の説明には、特に「角栓」というキーワードは書かれていませんが、「毛穴に詰まった汚れや皮脂を吸着する」という記載はあります。角栓は、毛穴に詰まった汚れや皮脂でできているため、角栓も除去できる可能性はあると思います。

2019年7月20日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前/洗顔後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


今回の商品の使い方としては、付属している説明書を見ると、上記のように書かれています。


洗顔料を手のひらに出してみると、このような感じです。


「泡立てネットの水分が多いとコシのない、水っぽい泡になってしまうので要注意」という説明があったため、しっかりと水を切って泡を立てたところ、かなり弾力のある、しっかりとした、固めの泡になりました。

泥洗顔というと、よく泥を顔に塗って、パックのようにして使われているイメージがありますが、これに近い使い方、つまり水分多めのシャバシャバの泡で洗うのではなく、パックもできるような固めの泡で使うのだと思います。

洗顔時間については、とくに制約がなかったため、一般的に正しい洗顔時間の目安とされている1分前後洗顔してみました。

洗顔後は、肌が赤くなったり、ヒリヒリするとはなく、洗顔後の肌のつっぱりも一切ありませんでした。






上記は洗顔後の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。

ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、洗顔後は、角栓がかなり小さくなっていることがわかります。角栓を溶かして除去しているようです。

この「角栓が小さくなる」という効果については、一見するとプラス効果のように思えます。ただ、今回の商品のように、角栓を除去する方法として、「角栓を吸着させて、引き抜いて除去する」という方式をとる場合、角栓を小さくする効果は、むしろマイナスの効果になってしまうと考えています。

というのも、例えば、木に打ち込んだ釘を引き抜くことを考えた場合、釘の頭が大きいほど、頭を引っ張って引き抜きやすく、逆に頭が折れてしまった場合は、何も引っ張るところがないため、その釘を引き抜くのは不可能と言えます。

角栓もこれと同じで、肌の上に出ている表面積が大きければ大きいほど、摩擦により角栓を引き抜く方向へ力を加えやすくなります。逆に肌の上に出ている表面積が小さいと、摩擦がなくなるため、角栓を引き抜く方向へ力が加わらなくなります。

初回の洗顔にて、全ての角栓を除去できたのであれば、今後のことを考える必要はありませんが、初回で取れた角栓は1つもありません。この場合、今後2回、3回と実践していく必要があるわけですが、その際に、初回の洗顔にて角栓を小さくしてしまうと、引き抜くことはかなり難しくなってしまうはずです。

先日検証したセルフューチャー 洗顔バームは、結果的に3つの角栓を吸着して引き抜くことができたわけですが、この洗顔は、洗顔にてほとんど角栓を小さくすることはありませんでした。
>>セルフューチャー 洗顔バームで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証

このように、角栓を吸着させて引き抜く方式を採用する場合、2回目、3回目のことも考えると、洗顔しても角栓を小さくさせない効果というのが求められるように思います。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

2019年7月20日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔後角栓はけっこう小さくなっています。

2019年7月21日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔後角栓はけっこう小さくなっています。

2019年7月21日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔後角栓はけっこう小さくなっています。

2019年7月22日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔後角栓はけっこう小さくなっています。

2019年7月22日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔後角栓はけっこう小さくなっています。

2019年7月23日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

2019年7月23日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

2019年7月24日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。




上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

2019年7月24日夜 実践検証結果






上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を完全に除去することは1つもできませんでした。

角栓の形状の変化については、洗顔により角栓をかなり小さくすることは可能であり、使用を継続することで、けっこう小さい状態に維持することは可能です。

角栓を完全に引き抜くことはあきらめて、角栓を小さく維持する目的で使用するのもアリな気もしますが、この効果であれば、別に今回の商品じゃなくても、数百円の洗顔でも、丁寧に洗顔すれば同じ効果は得られるので、金銭面を考えると、この商品を選ぶ意味は、あまりないのかもしれません。

商品の評価については、角栓を小さくできたのは事実なので、「小さな効果があった商品」と評価しておこうと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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