※2020年4月27日夜 最終実践検証結果
商品の概要
スイサイ公式サイト:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/2082387
スイサイから出ている洗顔フォームです。2020年3月1日に販売された新商品です。
引用元:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/2082387
商品の特徴としては、2種類のクレイ(モロッコ溶岩クレイ、ホワイトクレイ)つまり粘土で、毛穴汚れを吸着して除去する、というコンセプトの商品です。
私は毛穴汚れに悩んでいるため、この説明を見て、今回購入してみました。
毛穴汚れを除去するメカニズムについては、毛穴汚れを根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法や、毛穴汚れを溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、今回の商品は、公式サイトを見ると「吸着オフ」と書かれていることから、毛穴汚れを吸着して根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法になると思われます。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年4月23日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
商品の使い方
引用元:https://lp.pluest.com/shop/products/1
今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。
洗顔フォームを指先に出してみると、このような感じです。
説明に従って、水でよく泡立てたところ、上記のようになりました。泡立てネットを使ってできるモコモコした泡にはならず、いくら混ぜても、泡の大きさは、これが限界で、これ以上モコモコの泡にはなりませんでした。
一般的に洗顔というと、「モコモコの泡で洗顔しなければならない」という勝手な先入観を持っている人が多いですが、今回は商品説明には、「泡立てネットを使って」という説明はなく、さらにモコモコの泡の写真の掲載もありません。
メーカー側としては、泡立てネットを使って、モコモコの泡で洗顔してほしいのであれば、商品説明に「泡立てネットを使って、よく泡を立ててから使ってください」と書くはずです。そのようなことが書いていないということは、「泡立てネットを使った方が効果がある」という結果にはなっていないと思います。
むしろ泡立てネットを使うような、商品説明にない使い方をしてしまうと、メーカーが想定している効果を得られない可能性もあります。クレイというと、泡は一切立てずに、ペーストのまま肌にのせて使用する印象すらあります。
とにかくメーカーが想定した効果を得たいなら、個人で勝手に商品説明にない使い方をするのではなく、商品説明にできる限り忠実に従って使用する方が無難です。よって今回は、泡立てネットは使わず、手のひらで水でよく泡立ててから使用しました。
洗顔後手のひらは上記のようになりました。まだ泡はけっこう残っているので、泡持ちは良い方だと思います。
肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることはありませんでしたが、洗顔後は肌がけっこうつっぱりました。
2020年4月23日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。上に凸の部分はほとんど見られないため、他の商品と比べても、角栓の除去力は強い方だと思います。
ただ、除去できている部分は、肌表面の高さまでであり、それより深い毛穴に埋まっている部分の除去はできていません。この部分は指で摩擦を加えられないため、除去ができないのだと思います。
あと、洗顔後の毛穴を見ると、周りが凹んでいるのがわかると思います。メカニズムはわかりませんが、これまでの経験でも、酵素洗顔など、油分を溶かす力が強い商品で洗顔し、肌がつっぱった時に毛穴を見ると、今回のような凹みが見られていました。この写真から見ても、やはり今回の商品は、油分を落とす力は強力です。少し乾燥肌が心配です。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
2020年4月23日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月24日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月24日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月25日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月25日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月26日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月26日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月27日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
2020年4月27日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、それより深い部分の除去はできていません。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。
形状の変化については、洗顔後は、かなり角栓が薄く、平らになりました。他の商品と比べても、角栓を溶かす力は強い方だと思います。
ただ、除去できている部分は、肌表面の高さまでであり、それより深い毛穴に埋まっている部分の除去はできていません。この部分は指で摩擦を加えられないため、除去ができないのだと思います。使用を継続しても進展は見られませんでした。
肌へのダメージについては、今回の商品は、油分を落とす力は強い方ですが、肌がひび割れたり、皮が出ることもなかったため、乾燥肌にはなっていないと思います。特に肌トラブルはありませんでした。
商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、一部除去することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。
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