くろあわわで毛穴の角栓は取れるか?効果を検証


※2021年9月27日夜 最終実践検証結果

商品の概要


公式サイト:https://www.kenkoucorp.com/goods/kuroawawa/
健康コーポレーション株式会社から出ている洗顔フォームです。


引用元:https://www.kenkoucorp.com/goods/kuroawawa/
商品の特徴としては、お米成分の発酵の力で肌をほぐし、その後どろの吸着力で毛穴に入り込んだ汚れを吸着除去すると書かれています。私は毛穴汚れ、角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回試してみることにしました。

毛穴汚れを除去するメカニズムについては、毛穴汚れを吸着して引き抜いて除去する方法や、毛穴汚れを溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、今回の商品は、吸着して除去する手法になります。


引用元:https://www.kenkoucorp.com/goods/kuroawawa/
各々の成分について、その効果の説明が上記になります。今回の商品の名前は、くろあわわとなっており、黒い泡が特徴になると思いますが、黒の成分は「やし殻活性炭」と「泥炭」の成分によるものだと思われます。

また、コンニャク芋から作られる柔らかい球体の粒も配合されており、これが角質やざらつきを落とす効果があるようです。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2021年9月25日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

商品の使い方


今回の商品の使い方ですが、商品パッケージの裏を見ると、上記のように説明されています。ちなみに、ここに書かれている通り、中身が減ってきたら、パッケージを手で切って破ることができるようになっています。


また、パッケージの裏の最下部には使用量の目安である3cmの目盛がうってあります。上記パッケージが手で切れる点もそうですが、商品の使い勝手の部分については、使いやすいように、かなり工夫がされているように感じました。


洗顔料を手のひらに出してみると、このような感じです。


洗顔料手に伸ばしてみると、商品説明で記載したコンニャク芋から作られたスクラブが確認できます。洗顔の肌触りとしては、スクラブが入っているので、ザラザラとした感じです。


商品説明に従って、付属の泡立てネットで泡を立てると、上記のようになりました。


1分前後洗顔してみましたが、まだかなりの泡が残っています。泡の持ちは、かなりいいように思います。

洗顔後は、肌が赤くなったり、ヒリヒリ痛みを感じることはありませんでしたが、洗顔後数時間程度肌がつっぱりました。

2021年9月25日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。






上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は角栓が平らになっています。一般的な洗顔フォームと比較すると、ほとんど上に凸がない程度にまで平らになっているので、角栓を溶かす力は、強い方だと思います。

また、洗顔後は黒い異物が確認できます。おそらく洗顔料に入っている炭なのではないかと思います。これも異物であることに変わりはないので、もし角栓を吸着して除去できた場合、炭が毛穴の中に入ってしまうので、少し怖いなと思います。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

2021年9月25日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
朝洗顔後10時間が経過していますが、まだ朝の炭が残っています。なので、かなり取れにくいのだと思います。

朝は炭の残りがあったため、今回はかなり丁寧にすすいだのですが、やはり炭が残っています。10時間経過しても残っているほど取れにくいわけなので、水洗いだけでとるのは難しいのだと思います。





上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2021年9月26日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2021年9月26日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2021年9月27日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2021年9月27日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後はかなり平らになりました。ただ、除去できるのは肌表面の高さまでであり、毛穴に埋まっている部分は、いくら使用を継続しても除去できませんでした。おそらく毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦がいきわたらないため、除去が難しいのだと思います。

あと気になったのが、炭の残りです。今回は、結果的に角栓を吸着して引き抜いて丸ごと取ることはできなかったので、とくに問題ないと思いますが、もし角栓を吸着して丸ごと取れていた場合、そこに炭が入る可能性があります。

角栓を溶かして除去する場合、そこまで毛穴は深くならないので、異物が入ったとしても、そこまで心配ではないのですが、今回のように角栓を吸着して丸ごと取る場合、角栓が抜ければ、かなり深い穴になるので、ここに異物が入ると少し怖いなと思います。なので角栓を溶かす商品に炭を使うならいいのですが、角栓を吸着して引き抜く商品に炭を使うというのは、組み合わせとしては、あまりよくないように思います。

今回の商品は、使い勝手の部分に関しては、パックが指で切れたり、3㎝の使用量を測れたりと、かなり工夫されている印象を受けたのですが、ここに手をかけるよりも、まずは汚れを落とす効果の部分の満足度を上げて欲しいなと思いました。私が商品に求めているのは、毛穴汚れが除去できる商品であり、使い勝手のよい商品ではないからです。

商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、平らにすることはできたので、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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