シュウ ウエムラ フレッシュ クリア サクラ クレンジングオイルで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年9月27日夜 最終実践検証結果

商品の概要


シュウ ウエムラ公式サイト:https://www.shuuemura.jp/?p_id=SCL098

シュウ ウエムラのクレンジングオイルです。シュウ ウエムラというメーカーは今回初めて知ったのですが、メイクアップアーティストの植村秀さんが創業されたブランドのようです。

シュウ ウエムラのクレンジングオイルは、毛穴ケア、くすみケア、ブライトニングケアなど、目的別に10種類のクレンジングオイルがありますが、今回のフレッシュ クリア サクラ クレンジングオイルは、毛穴ケアを目的に作られた商品になります。


引用元:https://www.shuuemura.jp/?p_id=SCL098
公式サイトを見ると、「毛穴づまり・角栓・テカリケア」と書かれており、私は角栓に悩んでいるので、これを見て、今回、検証対象の商品としてピックアップしました。


引用元:https://www.shuuemura.jp/?p_id=SCL098
角栓を除去する方式としては、公式サイトを読み進めると、クレンジングオイルの特徴として、「高い洗浄力:細かい分子のオイルを使用した高い洗浄力と毛穴悩みへのアプローチ」と書かれています。

ただ、一口に「洗浄」と言っても、例えば角栓をオイルに吸着させて毛穴からすっぽりと引き抜いて除去したり、角栓を溶かして除去したり、様々な洗浄方法があるわけなので、このあたりをもっと詳しく説明してくれれば、より説得力があっていいのになーと思いました。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年9月23日現在では、クレンジング部門で5位にランクインしています。

今回は、当サイトのコメント欄に検証依頼があり、この商品の存在を知り、調べてみたところ、私の要望である角栓除去に特化しており、アットコスメの口コミランキングも高かったため、検証してみることにしました。

2019年9月23日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、クレンジング前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


今回の商品の使い方としては、公式サイトの使用方法の説明に、上記のように書かれています。


オイルを手のひらに出してみると、このような感じです。質感としては、ドロッとした粘性の高いオイルではなく、サラサラとした水分が多めのオイルです。手のひらのシワからオイルが流れ出ていることからも、それがわかると思います。


1分前後顔になじませると、オイルは上記のようになりました。


水を加えて乳化させると、上記のようになりました。公式サイトには、「少量の水を加え、顔全体が白く濁るまでなじませます」と書かれていますが、いくら水を加えても、いっこうに白く濁りませんでした。

ただ、水を加えるとオイルの質感が変わり、それまではあまりヌルヌルといった感じはしなかったのですが、水を加えると、まるで油をぬっているような、ヌルヌルした感触に変化しました。

その後水で洗い落としたのですが、いつまでたってもヌルヌルが落ちず、最終的に1分くらい水洗いしたのですが、ヌルヌルは残ったままでした。

一般的にクレンジングオイルというと、オイルという名前はついているものの、それほどヌルヌルした感触はなく、単に粘性のある液体という感じで、ジェルをぬっている感触とあまり変わりません。

今回のクレンジングオイルも、オイルのみでクレンジングしている時は、ヌルヌルした感触はなかったのですが、水を加えた途端に、まるで油をぬっているようなヌルヌルした感触に変わり、それが水洗いで落とそうとしても、なかなか落ちない、といった感じです。

使用方法には、「W洗顔不要。洗顔もメイク落としも1度にできるワンステップクレンジング」と書かれています。W洗顔が不要で、このオイル落ちだと、けっこうきついなといった印象です。水洗い後も、顔にオイルが残っている感じが、けっこうあります。

なので個人的には、クレンジング後、洗顔をしたい気持ちがかなりあるのですが、これをやってしまうと、正しい使い方をした上での正しい検証結果ではなくなってしまうので、今後一週間は我慢して、やってみようと思います。






上記はクレンジング後の写真になります。

まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

C角栓については、クレンジング前の写真を見ると、毛穴と角栓の間にスペースがあるように見えます。本来角栓は、毛穴にすっぽりとはまって取れにくい状態となっているわけですが、今回は毛穴と角栓の間にスペースがあるわけで、スペースがあれば角栓はグラグラの状態なので、角栓を引き抜くことが容易な状態と言えます。

前述の通り、今回の商品は、公式サイトの説明不足により、最終的にどのようにして角栓の除去を目指すのか?がわからないわけですが、もし仮に角栓を引き抜いて除去することを目指す商品の場合は、このような引き抜くことが容易な角栓ですら抜けないのであれば、毛穴にぴったりと埋まった角栓を引き抜くのは、とても無理だと思います。

角栓の形状の変化については、クレンジング前は上に凸の形状をしていたものが、クレンジング後は上に凸の大きさが、若干小さくなっているように見えます。角栓を溶かす作用も、少しはあるようです。

酵素洗顔のように、角栓を溶かして除去する方式の洗顔の場合、洗顔後は角栓が薄く平らになりますが、今回の商品は洗顔後はまだ丸みをおびているため、そこまで溶かす力が強いというわけではありません。溶かす力は小さい方だと思います。


クレンジング後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

使用感のレビューでも書いた通り、今回の商品は、クレンジング後水洗いしても、なかなかヌルヌルした感じが落ちなかったので、油分は多く残っているだろうと思っていたのですが、油分は35%と、他商品に対して若干高かったものの、異常値が出るほど高くはなく、問題ない範囲の値でした。

2019年9月23日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、朝クレンジング後、約10時間が経過している状態です。

朝のクレンジングでは、「クレンジング後、水洗いしても、オイルが落ちにくい」とコメントしていました。これまで検証してきた経験上、クレンジングオイルは、オイルが残った状態で放置すると、10時間でも角栓は成長することがわかっています。

朝のクレンジングでは、オイルの落とし残りが感じられたため、角栓が成長しているかもしれない懸念があったのですが、今回の10時間後の状態を見ると、そんなに大きく成長していません。これなら、オイル落ちが悪い点については、そんなに問題視しなくてもよさそうです。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、A角栓が、けっこう薄く小さくなっているように見えます。

2019年9月24日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜クレンジング後、約10時間が経過している状態です。

C角栓を見ると、抜けているのがわかります。前日夜クレンジング後、とくに何もしていないのですが、前日も書いていた通り、C角栓はかなり抜けやすい状態だったため、日常生活で抜けてしまったのだと思います。

逆に考えると、日常生活で抜けるほど、抜けやすい状態だったにもかかわらず、前日のクレンジングで抜けなかったということは、今回の商品は、角栓を引き抜いて除去する効果は、ほぼほぼ見込めないと思います。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月24日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、朝クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

A角栓については、クレンジング前の写真を見ると、毛穴と角栓の間にスペースがあるように見え、抜きやすそうに見えますが、これでもやはり引き抜くことはできませんでした。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月25日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月25日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、朝クレンジング後、約10時間が経過している状態です。

A角栓を見ると、根本からすっぽりと抜けています。この角栓は、24日の夜に書いている通り、毛穴と角栓の間にスペースがあるように見え、抜きやすそうな状態だったため、日常生活で抜けてしまったのだと思います。

今回、9月23日朝からこのクレンジングの検証を開始していますが、C角栓は日常生活で抜けましたが、これは検証開始時点で既に抜けやすい状態だったため、クレンジングの効果だという判断はしていませんでした。

しかし、A角栓については、9月23日朝の検証開始時点では、毛穴にぴったりとはまっており、特に抜けやすそうという状態ではありませんでした。これがクレンジングを使いだして以降の24日の夜に、抜けやすそうな角栓に変化したということは、この効果はクレンジングによるものだと判断できると思います。よって、若干グレーではありますが、A角栓は、このクレンジングによって除去できたと判断したいと思います。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月26日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月26日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、朝クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月27日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、前日夜クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月27日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の状態です。

肌状態としては、朝クレンジング後、約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はクレンジング前でも角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、若干グレーではありますが、1つの角栓を根本から引き抜いて、完全に除去することができました。

角栓の形状の変化については、1回目の検証では、角栓が上に凸の形状で、けっこう大きかったため、クレンジングで、若干小さくすることができました。2回目以降では、クレンジング前の状態で角栓が小さかったため、クレンジング後はあまり変化がありませんでした。

理由としては、角栓が上に凸の状態であれば、指での摩擦が大きく、オイルも浸透しやすいですが、角栓が小さく毛穴の中に埋まっている状態だと、指でも摩擦も起こりにくく、オイルも浸透しにくいため、それ以上小さくすることは難しいのだと思います。

あと、使用感についてですが、今回の商品はオイル落ちが悪かったので、若干気持ちが悪かったです。これまでの検証では、オイル落ちが悪い商品は、角栓が半日で大きく成長するものもあったのですが、今回の商品はそういうことはなく、むしろA角栓については、クレンジング後数時間で、角栓が抜けやすい状態になっていたため、角栓の成長スピードは遅い方だと思います。なのでオイル落ちが悪くても、それが角栓の成長につながる心配はありません。ただ単純に気持ちが悪いというだけです。

商品の評価については、1つの角栓を完全に除去できましたが、10個中1個なので、とても効果があったとは言えないと思います。その他の角栓については、小さい状態に維持することはできたので、少なからず効果はあると思います。評価としては、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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