※2020年10月12日夜 最終実践検証結果
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商品の概要
pdc公式サイト:https://www.p-dc.com/shop/g/g4961989107608/
株式会社pdcから出ている酵素洗顔パウダーです。
引用元:https://www.p-dc.com/shop/g/g4961989107608/
商品の特徴としては、タンパク分解酵素と皮脂分解酵素の2つの酵素の力で、角栓汚れを落とすというコンセプトの商品です。私は角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回購入してみました。
角栓を除去するメカニズムについては、角栓を根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法や、溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、公式サイトの画像を見ると、角栓をすっぽりと引き抜いているように見えます。
個人的には、酵素は角栓を分解する作用があるものなので、角栓を分解して除去するのではないか?と思います。なので角栓をすっぽりと引き抜いているように見える画像については、少し疑問を感じました。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年10月11日現在では、洗顔パウダー部門で19位にランクインしています。
商品の使い方
引用元:https://www.p-dc.com/shop/g/g4961989107608/
今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。
パウダーを手のひらに出してみると、このような感じです。
商品説明に従って、少量の水を加えて泡立ててみましたが、いつまでたっても上記の通りで、いっこうに泡が立ちませんでした。
その後、手を洗う時のように、両手をこすり合わせて、少し強引に泡立てたところ、上記のようになりました。これでもまだ洗顔は難しいため、商品説明にはない使い方にはなりますが、泡立てネットを使って泡立ててみました。
泡立てネットを使ったところ、やっと洗顔できるくらいの泡を立たせることができました。なのでこの商品を使う時は、泡立てネットは必須になると思います。
洗顔を始めると、どんどん泡が無くなっていき、1分ほど洗顔した後は、上記の通り、ほとんど泡は残っていませんでした。基本的に酵素洗顔は泡持ちは悪いのですが、酵素洗顔の中でも泡持ちは悪い方だと思います。
洗顔後は、赤くなったりヒリヒリしたりするありませんでしたが、やはり酵素は油分を落とす力が強いため、洗顔後はかなり肌がつっぱりました。
2020年10月10日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後はかなり平らになっているように見えます。
基本的に角栓を溶かして除去する場合、肌表面の高さまでの除去はできるものの、それより下の毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦が届かないため除去できず、洗顔後は肌表面の高さの位置でナイフで切り落としたように真っ平な断面になります。しかし、今回の商品は、A角栓を見ると、毛穴内部の角栓も多少除去できています。このことからも、角栓を溶かす力は、かなり強いと思います。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
2020年10月10日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
A角栓については、朝洗顔後に「毛穴内部の角栓も多少除去できている」とコメントしていましたが、10時間経過後、元通りくらいの大きさに復活してしまっています。10時間でここまで復活するのは、角栓の成長スピードとしてはかなり速いです。今回の商品は、洗顔時油分を落とす力が強いため、洗顔後油分の吐出量が多くなってしまうのかもしれません。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。
2020年10月11日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。
2020年10月11日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。
2020年10月12日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。
2020年10月12日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。
形状の変化については、洗顔後は、角栓が薄く、平らになりました。
基本的に角栓を溶かして除去する場合、肌表面の高さまでの除去はできるものの、それより下の毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦が届かないため除去できず、洗顔後は肌表面の高さの位置でナイフで切り落としたように真っ平な断面になります。しかし、今回の商品は、A角栓を見ると、毛穴内部の角栓も多少除去できています。なので、角栓が小さくなるので、毛穴汚れは目立たなくなると思います。
ただ、デメリットとしては、油分を落としすぎるため、その後油分の吐出量が多くなり、角栓の復活は早いです。また、乾燥肌にもなりやすいので、シミやシワ等の懸念もあります。なので、「洗顔後あまりつっぱらない」「乾燥肌にもならない」という方であれば、おすすめかもしれません。私はどちらかというと洗顔後つっぱりやすく、冬は乾燥肌にもなるので、リピートは無いかなといった感じです。
商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、一部除去することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。