毛穴撫子 重曹クレンジングミルクで毛穴の角栓は取れるか?効果を検証


※2020年9月9日夜 最終実践検証結果

商品の概要

石澤研究所公式サイト:https://www.ishizawa-lab.co.jp/keana/clens.html

石澤研究所から出ているクレンジングミルクです。


引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/keana/clens.html

商品の特徴としては、重曹を含んだミルクが、皮脂や毛穴に詰まった角栓を浮かせて除去するようです。私は角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回購入してみました。


引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/keana/clens.html

角栓を除去するメカニズムについては、角栓を根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法や、溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、今回の商品は、公式サイトの画像を見ると、角栓を根本からすっぽりと引き抜いて除去する方式のようです。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年9月7日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

商品の使い方


引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/keana/clens.html

今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。


ミルクを手のひらに出してみると、このような感じです。


クレンジング後、手のひらは上記のようになりました。透明なジェルであれば、クレンジング後は油分を取り込んで白く濁ったりするのですが、今回の商品は、使用前の状態でも若干白いので、油分を取り込んで白く濁ったのか?よくわかりませんでした。

今回の商品は、ミルクなので、クレンジング中は、ミルクが肘までポタポタと垂れてきました。こうなると、使用後半は肌にミルクが少なくなるし、ミルクも床に垂れ落ちるので、この点はミルクのデメリットになるかと思います。

クレンジング後は、赤くなったりヒリヒリしたりすることはなく、また肌がつっぱることもありませんでした。

2020年9月7日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は洗顔後の写真になります。

まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。角栓を溶かす力が強い商品は、洗顔後はナイフで切り落としたように真っ平な断面になりますが、今回の商品は、若干上に凸の部分が残っているので、角栓を溶かす力は、とても強いというわけではないと思います。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

2020年9月7日夜 実践検証結果




上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2020年9月8日朝 実践検証結果




上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2020年9月8日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2020年9月9日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

2020年9月9日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は平らになっているように見えます。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。

形状の変化については、洗顔後は、角栓が薄く、平らになりました。ただ、除去できるのは、肌表面の高さよりも上に凸の部分までであり、それよりも下の毛穴に埋まった部分の除去はできません。

肌表面の高さよりも上に凸の部分の除去は容易であり、1回目の使用でこの部分の除去はできました。ただ、毛穴に埋まった部分の除去は困難で、いくら使用を継続しても、この部分の除去はできません。なので、1日目の使用後と3日目の使用後の写真を比較すると、大きな変化はありません。おそらく、毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦がいきわたらないため、除去がしにくいのだと思います。

商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、一部除去することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。

使用感としては、やはり液体だと、クレンジング中に流れ落ちるので、「肌に液が無くなる」「液が床に落ちて汚れる」等のデメリットがあります。ジェル等の粘性のある物質であれば、そのようなデメリットはないので、角栓除去効果が同等なのであれば、あえて今回の商品を選ぶ理由はないのかな?と思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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