メリフ バームクレンズで毛穴の角栓は取れるか?効果を検証


※2021年10月24日夜 最終実践検証結果

商品の概要


メリフ公式サイト:https://mellife.jp/products/balm-cleanse/
メリフという会社から出ているクレンジングバームです。


引用元:https://mellife.jp/products/balm-cleanse/
商品の特徴としては、公式サイトを見てみると、「米ぬかに含まれるコメヌカ菌※2が、毛穴に詰まった角栓を分解し、アーチチョーク※2、ビタミンC誘導体※2が毛穴に詰まった汚れや黒ずみにアプローチ」と書かれています。私は毛穴汚れ、角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回試してみることにしました。

毛穴汚れを除去するメカニズムについては、毛穴汚れを吸着して引き抜いて除去する方法や、毛穴汚れを溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、今回の商品は、「角栓を分解し」と書かれていることから、角栓を溶かして少しずつ除去する手法になるのではないかと思います。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2021年10月22日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

今回は、先日検証したDUO ザ クレンジングバーム ブラックリペアが、角栓除去に効果が見られたため、もしかしたらクレンジングバーム自体が、角栓除去に有効なのではないか?と思い、クレンジングバーム系の商品で、角栓除去を目的とした商品を探していたところ、今回の商品が目に留まったため、試してみることにしました。

商品の構成


今回の商品は、上記の様に、かなり大きな箱に入れられて送られてきました。合計3個入る土台があるので、3個まとめて送るための箱だと思われますが、1個注文した人にも、同じ箱で送られているようです。これだと1個注文した人は、送料も無駄に高額になり、箱も無駄に大きいので邪魔になります。定期コースだと送料は無料にはなりますが、当然商品代金に送料は含まれているわけです。エコ社会の現代において、これはけっこう無駄なことをしているなと思いました。


商品にはパンフレットが入っており、これには、より詳しく画像付きで角栓の除去メカニズムが書かれていたので、参考までに掲載しておきます。洗浄成分がナノカプセル化されており、これにより汚れを浮かび上がらせて除去するようです。

商品の使い方


今回の商品の使い方ですが、パンフレットを見ると、上記のように説明されています。


バームを手のひらに出してみると、このような感じです。


商品説明に従って、バームを手のひらで溶かすと、上記のようになりました。


1分ほどマッサージ後、指先は上記のようになりました。先日検証したDUOブラックリペアでは、クレンジング後、指に角栓らしきものがついていたのですが、今回はそのような物質は確認できませんでした。

洗いあがりの印象としては、若干ヌルヌルした感じが残っており、キュッキュッとした指触りはありませんでした。なので、「洗った」というスッキリ感は、あまり得られないと思います。

洗顔後は、肌が赤くなったり、ヒリヒリ痛みを感じることはなく、肌がつっぱることもありませんでした。

2021年10月22日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。






上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

形状の変化については、洗顔後角栓は小さくなっていますが、まだ上に凸の形状が残っています。他の商品は、ここまで上に凸が残ることはないので、今回の商品は、角栓を溶かす力は、かなり弱いように思います。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、油分量が43%で異常となりました。

原因としては、油分を落とす力が弱いために、油分が残っているか、もしくは今回の商品は、保湿効果もあり、植物オイルも配合されているため、これが油分として検出されている可能性もあります。

2021年10月22日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

2021年10月23日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

2021年10月23日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

2021年10月24日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

2021年10月24日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。

形状の変化については、洗顔後角栓は小さくなりましたが、上に凸の形状が残るため、角栓を溶かす力は、かなり弱いように思います。

これまでの経験上、ここまで上に凸の形状が残ると、角栓はどんどん肥大化していったので、今回の商品も、そのようになるんだろうなと思っていたのですが、意外や意外、そこまで角栓は成長せず、むしろ使用を継続するにつれ、角栓は徐々に小さくなっていきました。

おそらく今回の商品は、油分を落とす力が弱く、さらに洗顔後の保湿効果もあるため、洗顔後に体から出る油分量が少なく、角栓の成長が遅かったのだと思います。

ただ、この程度の角栓の大きさであれば、他の一般的な洗顔フォームでも同じ大きさにできるので、あえて高額な今回の商品を選ぶ理由はないのかなと思います。

ただ、今回の商品は、洗顔後つっぱることはなかったので、乾燥肌の方が、乾燥肌を防止する目的で使うのであれば、この商品を選ぶのもアリかもしれません。

商品の評価については、継続使用することで角栓を小さくできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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