※2020年7月12日夜 最終実践検証結果
商品の概要
石澤研究所公式サイト:https://www.ishizawa-lab.co.jp/sqs/wash.html
石澤研究所から出ている練り状石けんです。石澤研究所というと、毛穴撫子の商品で有名な会社です。
引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/sqs/wash.html
商品の特徴としては、火山灰白土はマイナスイオンの性質を持っているため、これでプラスイオンの性質を持つ角栓汚れを吸着してスポッと絡め取るようです。
泥洗顔の商品説明は、よく今回のように「角栓を吸着する」ということが書かれていますが、そもそも、なぜ泥が角栓を吸着できるのか?そのメカニズムまで書かれている商品は、ありませんでした。
今回の商品は、単に「吸着する」という説明だけでなく、そのメカニズムまで書かれていたため、とても納得ができ、さらに勉強にもなったので、良かったです。
引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/sqs/wash.html
また、天然保湿成分の黒砂糖を配合しており、これにより洗顔後、しっとりとした保湿効果があるのも特徴となっているようです。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年7月11日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
商品の使い方
引用元:https://www.ishizawa-lab.co.jp/sqs/wash.html
今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。
洗顔料を手のひらに出してみると、このような感じです。
商品説明にしたがって、泡立てネットで泡を立てると、このような感じになります。
その後、商品説明にしたがって、泡をこねるように混ぜてみましたが、泡の状態に変化はなく、泡の印象としては、「粘る吸着泡」「ねっとりした泡」という感じはありませんでした。普通の洗顔フォームの泡を作って、「どっちが高保湿練り石けんで作った泡でしょうか?」と聞かれても、当てられる人はいないと思います。
洗顔後、手のひらは上記のようになりました。まだ、けっこうな泡が残っているので、泡の持ちは良い方だと思います。
洗顔後は、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることはありませんでしたが、洗顔後は若干肌がつっぱりました。公式サイトには、「つっぱらない」と書かれていますが、そういうわけではありませんでした。
2020年7月10日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。また、角栓の横方向のサイズ的にも、けっこう小さくなっているように見えます。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
2020年7月10日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。
2020年7月11日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。
2020年7月11日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
H角栓が、根本からすっぽりと抜けています。今回の商品は、洗顔後、角栓が平らになる傾向にありますが、H角栓のみ、平らになっておらず、水ぶくれのように膨れていて、他の角栓と形状が異なっていました。なので洗顔の効果で抜けたというより、角栓の状態的に、抜けやすかった可能性が高いです。
肌の状態としては、角栓が膨れたことにより毛穴を広げており、角栓の外周の跡も、うっすらと残っています。なので、あまり綺麗な状態だとは言えません。
なぜ、H角栓だけが膨れたのか?原因は、わかりません。ただ、検証開始前は、H角栓は、他の角栓と同じ形状で、膨れてはいなかったので、今回の洗顔が、膨れの原因である可能性も、あると思います。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。
2020年7月12日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。
2020年7月12日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
11日の夜は、「H角栓が水ぶくれのように膨れた」と書いていましたが、今回E角栓も水ぶくれのように膨れ、さらに角栓の周りが赤くなって凹んでいて、明らかに他の角栓とは異なっているように見えます。
さらに、A角栓の右下にも小さな角栓があるのですが(赤丸部)、この角栓も、水ぶくれのように大きくなっています。
11日の夜は、膨れたのがH角栓1つだったので、たまたま何かしらの要因で、この角栓だけが膨れたのかな?と思っていて、そんなに問題視していなかったのですが、ここまでたくさんの角栓が膨れだすと、「今回の商品を使えば角栓が膨れる」という傾向があることが考えられます。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、洗顔後ではないものの、1つの角栓を引き抜いて除去できました。
形状の変化については、洗顔後は、角栓が薄く、平らになりました。ただ、除去できるのは、肌表面の高さよりも上に凸の部分までであり、それよりも下の毛穴に埋まった部分の除去はできません。
肌表面の高さよりも上に凸の部分の除去は容易であり、1回目の使用でこの部分の除去はできました。ただ、毛穴に埋まった部分の除去は困難で、いくら使用を継続しても、この部分の除去はできません。なので、1日目の使用後と3日目の使用後の写真を比較すると、大きな変化はありません。おそらく、毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦がいきわたらないため、除去がしにくいのだと思います。
今回の商品は、洗顔後、角栓が水膨れのように膨れる傾向がありました。なぜ、そうなるのか?メカニズムはわかりません。また、この洗顔起因で、このような現象になるのか?についても、明確にそうだとは言えません。
角栓が水膨れのように膨れると、サイズ的に、毛穴に入りきれなくなるので、角栓が抜けやすくなり、結果1つの角栓が引き抜けました。ただ、角栓が膨れると、毛穴を広げるため、抜けた後の毛穴は大き目になっています。なので角栓が抜けはしたものの、毛穴が大きくなっては綺麗な肌になったとは言えないので、一概に「良かった」という評価はできないように思います。
商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、一部除去することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。
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