クレンジングリサーチ オイルクレンジング Naで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年5月12日夜 最終実践検証結果

商品の概要


BCL公式サイト:https://www.bcl-brand.jp/product/product-1023/


引用元:https://www.bcl-brand.jp/product/product-1023/
商品説明としては、公式サイトに上記のように書かれています。

先日は、同じメーカーのウォッシュクレンジング Nを検証していましたが、この商品は、商品説明には「角栓を防いで、明るく汚れのない肌に整えます」と書かれており、確かに角栓というキーワードは使われていたのですが、「角栓を落とす」ではなく、「角栓を防ぐ」なので、今ある角栓を落とせるか?いまいち明確ではありませんでした。

今回の商品は、「とろみオイルが濃いメイクを瞬時に溶かし、角栓もスルッとオフ」と、角栓を落とす旨の説明があります。「今ある角栓を落としたい」という要望に完全に合致した商品であり、かなり期待できるのではないかと思います。

フルーツ酸角質ケア成分というのは、ピーリング成分であり、肌の表面の皮をはぐ作用がある商品ということになります。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年5月9日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。

今回は、「角栓もスルッとオフ」という商品説明が目に留まり、私の「角栓を落としたい」という要望に一致した商品だったため、検証対象の商品としてピックアップしてみました。

2019年5月9日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、使用前/使用後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだ10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


今回の商品の使い方としては、ボトルの裏に、上記のように書いてあります。


ジェルを手に出してみると、このような感じです。


肌になじませた後、手はこのようになりました。

使用時間は、特に制約がなかったため、一般的に正しいクレンジング時間の目安とされている1分前後なじませました。

今回の商品は、成分にAHAを含んでいたため、痛みや赤みが出るかな?とも思っていましたが、そのような症状は出ませんでした。





上記は、クレンジング後の写真になります。

結果、角栓は除去できずに残っていることがわかります。

ただ、まったく効果がないか?というと、そういうわけではなく、使用前は、明らかに上に凸の形状をしていて、表面は丸くてなめらかな状態になっていましたが、使用後は、ほんのわずかではありますが、表面がゴツゴツした状態になっています。ほんのわずかではありますが、表面を剥離したのだと思います。


使用後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

今回の商品は、特に「洗顔料です」という表記や、「使用後の洗顔は不要です」といった表記がなかったので、この後スキンライフ 薬用洗顔フォームで洗顔しました。




上記は、洗顔後の写真になります。

こちらもクレンジングオイルの結果と同じように、洗顔後は表面がゴツゴツした状態になりました。同じく、角栓の表面を剥離したのだと思います。

ただ、クレンジングオイル使用後と比べると、洗顔後の方が、ゴツゴツ度が大きくなっているように見えます。つまり、洗顔の方が、表面の剥離量が大きいということです。

洗顔料は、とくに角栓除去に特化した商品というわけではありませんが、むしろこちらの方が、角栓除去に有効のようです。

2019年5月9日夜 実践検証結果





上記は、クレンジング前の写真になります。

5月9日朝、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

朝のクレンジング後の結果と比べると、1枚目2枚目の写真については、けっこう角栓が小さくなっているように見えます。朝はほとんど効果がなかったため、今回も期待していたかったので、この結果は予想外でした。夜は入浴して湯船につかってクレンジングしたため、この条件の違いで効果が出たのかもしれません。

ただ、3枚目4枚目写真の角栓については、ほとんど変化はありません。他の商品の結果でも、2、3、4枚目の角栓の除去はできなくても、1枚目の角栓だけ、ほぼほぼ完全に除去できたこともあったため、角栓によって除去のしやすさが異なるようで、1枚目の角栓は除去しやすいようです。





上記は、洗顔後の写真になります。

1枚目の角栓は、さらに薄くなったように見えます。

3、4枚目の角栓は、洗顔前は表面が丸みを帯びていましたが、洗顔後は表面がゴツゴツしているように見えます。表面を剥離したのだと思います。

2019年5月10日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の写真になります。

5月9日夜、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

5月9日夜の結果では、1、2枚目の角栓が、クレンジング後けっこう小さくなっていたので期待していたのですが、今回はあまり変化がありませんでした。

今回はそもそも洗顔前の状態でも角栓は小さく毛穴に埋まっている状態だったため、除去が難しかったのかもしれません。





上記は、洗顔後の写真になります。

1、2、3枚目の角栓は、洗顔前は上に凸の形状をしていましたが、洗顔後は上に凸の部分が除去され、肌と同じ表面の高さにまで削り取られているように見えます。

やはりクレンジングオイルか?洗顔か?だと、洗顔の方が効果が大きいように思います。

2019年5月10日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の写真になります。

5月10日朝、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。ほとんど変化はないように見えます。

クレンジング前の状態では、1枚目2枚目の角栓は、肌の表面よりも低い高さになっており、残っているのは毛穴に埋まっている部分のみなので、除去は難しいのだと思います。





上記は、洗顔後の写真になります。

1枚目の角栓は、もうあと少しで、毛穴に埋まっている部分から完全に除去ができそうなレベルにまで除去できています。

2、3枚目の角栓については、これまでは、洗顔後は、表面を剥離したことによりゴツゴツした状態になるといった変化が見られていましたが、今回は、ここ数日クレンジングや洗顔を継続したことにより、洗顔前の状態でも表面がゴツゴツしていたため、洗顔後あまり変化は見られませんでした。

2019年5月11日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の写真になります。

5月10日夜、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

1枚目、2枚目の角栓は、クレンジング後、若干サイズが小さくなり、薄くなっているように見えます。

ただ、そもそもクレンジング前の時点でも、角栓はけっこう小さめなので、5月9日夜のような大きな変化は見られません。





上記は、洗顔後の写真になります。

1枚目、2枚目の角栓は、洗顔後、さらに薄くなったように見えます。

ただ、昨日の夜の洗顔後と比較すると、ほとんど違いは見られません。5月10日夜以降、10時間かけて成長した部分を除去し、5月10日夜の状態に戻った感じです。なので角栓を完全に除去することは難しいと思います。角栓を小さく維持するのが限界ということです。

2019年5月11日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の写真になります。

5月11日朝、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。ほとんど変化はないように見えます。

朝と同じく、クレンジング前でも角栓は小さく毛穴に埋まっている状態だったため、クレンジング後ほとんど変化なしです。





上記は、洗顔後の写真になります。

1枚目の角栓は、洗顔後けっこう薄くなり、その他の角栓も若干小さくなっているように見えます。

ただ、前日の洗顔後と比べると、ほとんど同じ状態であるため、日々継続して使用してもこれ以上小さくはできないように思います。

2019年5月12日朝 実践検証結果





上記は、クレンジング前の写真になります。

5月11日夜、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。





上記は、クレンジング後の写真になります。

クレンジング前の時点でも、角栓はけっこう小さめなので、あまり変化は見られません。





上記は、洗顔後の写真になります。

洗顔前の時点でも、角栓はけっこう小さめなので、あまり変化は見られません。

2019年5月12日夜 実践検証結果






上記は、洗顔前の写真になります。

5月12日朝、今回の商品でクレンジング後洗顔し、その後約10時間が経過している状態です。






上記は、クレンジング後の写真になります。

今回は最後なので、全体写真も撮ってみました。

朝と同じく、クレンジング前でも角栓は小さく毛穴に埋まっている状態だったため、クレンジング後ほとんど変化なしです。

使用を続けてもこれ以上変化が見られなくなってきたため、検証はこれで一旦終了としたいと思います。






上記は、洗顔後の写真になります。

洗顔前の時点でも、角栓はけっこう小さめなので、あまり変化は見られません。

検証結果の総評

まずオイルクレンジングについてですが、今回の商品を使用する前の一番最初に撮った写真は、角栓は明らかに上に凸の形状をしていましたが、2019年5月9日夜の結果では、クレンジング後、角栓が小さくなっていたため、角栓除去に多少は有効だと思われます。

ただ、角栓の高さが肌の表面の高さになってからは、いくら使用しても変化が見られません。おそらく肌の表面より下の、毛穴に埋まった角栓を除去するのは、難しいのだと思います。

なので、角栓を小さい状態に維持することは可能ですが、完全に除去することは難しいように思います。

洗顔についても同じで、検証初期の明らかに上に凸の形状をした角栓については、多少小さくすることができましたが、その後角栓が小さくなってからは、あまり効果がありませんでした。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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