※2019年5月28日朝 最終実践検証結果
商品の概要
株式会社エリザベス公式サイト:https://elizabeth.jp/index/bland/poretol/555030.html
先日はポアクリア 角栓クリーナージェルを試していましたが、これとよく似た商品があったため、ついでに購入してみました。名前もポアクリアとポアトルでよく似ているし、温感ジェルという部類も同じだし、使い方もほとんど同じで、匂いもどちらもオレンジの香りで、まったく同じに匂いがします。
参考:ポアクリア 角栓クリーナージェルで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証
角栓を落とすメカニズムの解説としては、商品パッケージの裏に、上記のような解説があります。
まずはクレンジング成分で汚れを落として角栓をグラグラの状態にし、その後皮脂吸着成分で角栓を洗い落とすという方式になっています。
冒頭では、ポアクリアとよく似た商品だと書きましたが、成分を見ると、ポアクリアは皮脂吸着成分としてガッスールを使っていたのに対し、今回のポアトルは皮脂吸着成分として竹炭、シリカ、セルロースを使っているので、成分としては異なっているようです。使い方等はよく似ているのに、成分だけ違っているので、少し不思議に思いました。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年5月25日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
今回は売れ筋商品というより、角栓除去に特化した商品であり、私の角栓除去の要望にマッチした商品だったため、検証対象の商品としてピックアップしてみました。
2019年5月25日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、使用前/使用後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだ10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
今回の商品の使い方としては、商品パッケージの裏を見ると、上記のように説明されています。
ジェルを手に出してみると、このような感じです。
マッサージ時間は、説明書に従って、1分前後マッサージしました。
温感効果については、少し温かみを感じるかな?という程度でした。温感効果については、もし仮に温めることが角栓除去に有効なのであれば、朝の洗面台での洗顔と、夜の入浴中の洗顔で、もっと効果の違いが出ているはずですが、そのような大きな違いは確認できていないので、あまり温めることが角栓除去に有効だとは考えていません。
それに、もし仮に温めることが角栓除去に有効だったとしても、クリーム自体に発熱効果を持たせるよりも、蒸しタオルで顔を温めてから使用する、みたいなやり方をすれば、もっと簡単に且つ高い温度で温めることができるので、クリーム自体に温感効果を持たせること自体、無意味だと考えています。
マッサージ後のジェルの性質の変化については、白くなったりといった変化は、特に見られませんでした。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。
ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、洗顔前は、明らかに上に凸の形状をしていましたが、洗顔後は表面が剥離され、ゴツゴツした形状になっていることがわかります。表面の一部を除去できているようです。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
今後についてですが、使用頻度については、「毛穴や角栓が特に気になるときは毎日お使いください」と書かれています。一番効果のある方法で検証したいため、1日1回の使用頻度で検証してみます。よって次回は明日の朝に検証予定です。
2019年5月26日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
今回も昨日の同じく、使用前は明らかに上に凸の形状をしていたものが、使用後は上に凸の部分を除去し、多少薄くできたように見えます。
25日の使用後と比べると、角栓の大きさは、ほとんど同じように見えます。継続使用することで、角栓を小さくすることはできないようです。
今回の商品を使用することで角栓を多少除去することは可能なのですが、角栓は1日経てば成長してしまうため、角栓を少し除去しては成長し、少し除去しては成長しの繰り返しで、継続使用しても変化がないということです。
あと、4枚目の写真を見ると、黒い粒のようなものが見えますが、おそらくこれはジェルに含まれている炭だと思われます。
けっこうしっかりとすすいだのですが、それでも落ちていないので、使用後はかなり念入りにすすがないといけないようです。
このような異物も角栓の元になると思うので、成分が落ちにくいというのは、少しデメリットと言えるような気がします。
2019年5月27日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
これまでの結果と同じく、使用前は明らかに上に凸の形状をしていたものが、使用後は上に凸の部分を除去し、多少薄くできたように見えます。
2019年5月28日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
これまでの結果と同じく、使用前は明らかに上に凸の形状をしていたものが、使用後は上に凸の部分を除去し、多少薄くできたように見えます。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を完全に除去することは1つもできませんでした。
ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、角栓の表面の一部を多少除去することはできました。
今回は4日間継続して使用しましたが、継続使用しても角栓を小さくすることはできませんでした。
角栓は1日経てば少し成長してしまうため、角栓を少し除去しては成長し、少し除去しては成長しの繰り返しで、継続使用しても変化がないということです。
ただ、何もしなければ、角栓は上に凸の大きいものになってしまうため、今回の商品を使うことで、多少小さい状態に維持することは可能だと思います。
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