※2019年5月23日朝 最終実践検証結果
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商品の概要
明色化粧品公式サイト:https://www.meishoku.co.jp/catalogue/poreclear/
引用元:https://www.meishoku.co.jp/catalogue/poreclear/
角栓を落とすメカニズムの解説としては、公式サイトに、上記のような解説があります。
角栓を落とす方法としては、
・オレンジ油で角栓を溶かして除去する
・炭スクラブ、ガッスールで角栓を吸着して除去する
という2つの方法がとられています。
引用元:https://www.meishoku.co.jp/catalogue/poreclear/
また、20個の人工角栓を使い、どれくらい除去できたか?の検証も行われているようです。これまでたくさんの角栓除去商品を見てきましたが、実際どれくらい角栓がとれるのか?の検証を行い、結果を公表しているメーカーはなかったので、これは説得力があって、いいなと思いました。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年5月20日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
今回は売れ筋商品というより、角栓除去に特化した商品であり、私の角栓除去の要望にマッチした商品だったため、検証対象の商品としてピックアップしてみました。
2019年5月20日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、使用前/使用後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだ10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
今回の商品の使い方としては、メーカーサイトを見ると、上記のように説明されています。
使用方法については、「特に毛穴が気になるときは、洗顔後のきれいな肌にお使いいただくことをおすすめします」と書かれています。前述の通り、まずは比較的除去しやすい角栓の除去が可能か?の検証のため、初回の検証では、事前の洗顔はなしで検証したいと思います。
ジェルを手に出してみると、このような感じです。
マッサージ時間は、特に制約が書かれていなかったため、1分前後使用してみました。
温感効果については、少し温かみを感じるかな?という程度でした。温感効果については、もし仮に温めることが角栓除去に有効なのであれば、朝の洗面台での洗顔と、夜の入浴中の洗顔で、もっと効果の違いが出ているはずですが、そのような大きな違いは確認できていないので、あまり温めることが角栓除去に有効だとは考えていません。
それに、もし仮に温めることが角栓除去に有効だったとしても、クリーム自体に発熱効果を持たせるよりも、蒸しタオルで顔を温めてから使用する、みたいなやり方をすれば、もっと簡単に且つ高い温度で温めることができるので、クリーム自体に温感効果を持たせること自体、無意味だと考えています。
マッサージ後のジェルの性質の変化については、白くなったりといった変化は、特に見られませんでした。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。
メーカーサイトには、「20個中、15個の人工角栓が除去できた」と説明されていたので、少し期待していたのですが、やはり人工的に作った角栓と、本物の人間の角栓では、除去のしやすさが違うのかもしれません。
ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、洗顔前は、明らかに上に凸の形状をしていましたが、洗顔後は表面が剥離され、ゴツゴツした形状になっていることがわかります。表面の一部を除去できているようです。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
今後についてですが、使用頻度については、「週2~3回の使用が目安ですが、毎日でもお使いいただけます」と書かれています。一番効果のある方法で検証したいため、1日1回の使用頻度で検証してみます。よって次回は明日の朝に検証予定です。
2019年5月21日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
今回も角栓の完全な除去は、1つもできませんでした。
ただ、洗顔後は上に凸の形状をしていたものが、洗顔後はかなり薄くなっているように見えます。角栓の完全な除去はできないが、表面の一部を除去することは可能なようです。
2019年5月22日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
使用方法については、「特に毛穴が気になるときは、洗顔後のきれいな肌にお使いいただくことをおすすめします」と書かれていますが、今回は、洗顔→ジェルという順序で試してみます。
洗顔はスキンライフ 薬用洗顔フォームを使用しました。
>>スキンライフ 薬用洗顔フォームで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証
上記は、洗顔後の写真になります。
1枚目の角栓を見ると、けっこう小さい状態にできているように見えます。
2枚目の角栓も、洗顔前は明らかに上に凸の形状をしていたものが、洗顔後は薄くなり、表面が剥離されてゴツゴツした形状になっています。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
今回は、洗顔により角栓をある程度小さくできており、あとは毛穴の中に埋まっている除去しにくいものが残っている状態だったため、ジェルを使用しても、ほとんど変化はありませんでした。
2019年5月23日朝 実践検証結果
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
今日も昨日と同様に、スキンライフ 薬用洗顔フォームで洗顔→ジェルという順序で試してみます。
上記は、洗顔後の写真になります。
上記は、ジェル使用後の写真になります。
前日22日は、洗顔とジェルの双方を使っており、角栓はある程度小さい状態になっており、1日経過した今日も、洗顔前の状態でも、角栓はそれほど大きく成長していませんでした。
残っているのは、毛穴の内部に埋まった取りにくい角栓なので、今日は、洗顔とジェルのどちらも、使用後、ほとんど変化は見られませんでした。
今後継続しても、これ以上は変化が見られないようなので、検証はこれで一旦終了としたいと思います。
検証結果の総評
メーカーサイトには、「20個中、15個の人工角栓が除去できた」と書かれていましたが、私の実践結果では、角栓は1つも除去できませんでした。
ただ、まったく効果がないわけではなく、角栓が上に凸の形状をしている場合は、角栓の表面を剥離し、多少除去することができました。
そして角栓を多少除去し、残りが毛穴の内部に埋まっている、除去しにくい角栓だけの状態になると、それ以降は洗顔をしてもジェルを使っても、ほとんど変化は見られませんでした。
なので、今回の商品を使うことにより、角栓をある程度小さい状態に維持できる、というメリットはあるように思います。
ただ、この効果だけだと、他の商品でも、これを実現することは可能なので、あえてこの商品を選ぶ理由はないように思います。