※2019年8月17日夜 最終実践検証結果
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商品の概要
DHC公式サイト:https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=300
DHCから販売されているクレンジングオイルです。
引用元:https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=300
商品説明については、販売ページを見ると、上記のように説明されています。
「ハードなメークはもちろん、頑固な毛穴汚れや古い角質、余分な皮脂、角栓まで無理なくしっかり除去」と書かれており、私の「角栓を除去したい」という要望にマッチした商品だったため、検証対象商品としてピックアップしてみました。
角栓を除去する方法については、例えば角栓を溶かして除去したり、泥や炭などで角栓を吸着させて引き抜くという方法など、いろいろありますが、今回の商品は、商品説明を見ると、「なめらかなオイルが毛穴の奥まで入り込み、落ちにくい汚れまでキャッチ」と書いてあることから、角栓をオイルに絡めて引き抜く方法で角栓の除去を目指すのではないかと思われます。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年8月15日現在では、どの部門にもランクインしていません。
今回は、人気商品というよりも、「角栓を除去したい」という私の要望にマッチした商品だったため、検証対象商品としてピックアップしてみました。
2019年8月15日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、クレンジング前/クレンジング後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
今回の商品の使い方としては、パッケージの裏の使用方法の説明に、上記のように書かれています。
オイルを手のひらに出してみると、このような感じです。
性質としては、他のクレンジングオイルに比べると、かなり水分が多く、さらさらした感じです。オイルが手のシワから流れ落ちていることからも、それがわかると思います。
クレンジング後はこのような感じで、白くなったりといった性質の変化は、とくにありませんでした。
クレンジング時間については、公式サイトの説明を見ると、「20秒程度が目安」と書かれていたため、20秒前後クレンジングしました。
クレンジング後は、赤くなったり、ヒリヒリしたり、つっぱったりといった症状は、とくにありませんでした。
上記はクレンジング後の写真になります。
結果、角栓は除去できずに残っていることがわかると思います。
ただ、まったく効果がなかったか?というと、そういうわけではなく、クレンジング後は、角栓がかなり小さくなっていることがわかります。角栓を溶かして除去しているようです。
とくにA、B、C、Dの角栓は、クレンジング前は、かなり大きく、肌の表面から大きく吐出していましたが、クレンジング後は、肌と同じ表面の高さにまで削られているのがわかります。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、水分が適正値に対して不足しているという結果が出ました。油分もけっこう多めです。
これについては、現状クレンジングオイルを水で洗い流しただけなので、まだオイルが残っている状態です。公式サイトの商品の使い方の説明を見ると、「クレンジング後は洗顔を行うように」と書かれているため、このあと洗顔を行うことで、水分量、油分量は適正値になると思います。
2019年8月15日夜 実践検証結果
上記は、クレンジング前の状態です。
肌状態としては、朝クレンジングしてから洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、クレンジング後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
今回はクレンジング前でも、角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。
2019年8月16日朝 実践検証結果
上記は、クレンジング前の状態です。
肌状態としては、前日夜クレンジングしてから洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、クレンジング後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
今回はクレンジング前でも、角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。
2019年8月16日夜 実践検証結果
上記は、クレンジング前の状態です。
肌状態としては、朝クレンジングしてから洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、クレンジング後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
今回はクレンジング前でも、角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。
2019年8月17日朝 実践検証結果
上記は、クレンジング前の状態です。
肌状態としては、前日夜クレンジングしてから洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、クレンジング後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
今回はクレンジング前でも、角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。
2019年8月17日夜 実践検証結果
上記は、クレンジング前の状態です。
肌状態としては、朝クレンジングしてから洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、クレンジング後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
今回はクレンジング前でも、角栓はそれほど大きくなかったため、クレンジング後でもあまり変化はありませんでした。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を根元から完全に除去することはできませんでした。
角栓の形状の変化については、1回目のクレンジングでは、角栓をかなり小さくすることができました。
2回目以降については、クレンジング前の角栓がそれほど大きくなく、毛穴に埋まっている除去しにくい部分のみが残っている状態になるため、クレンジング後あまり変化がありませんでした。
しかし、クレンジングをしないと角栓はどんどん大きく成長していくわけで、使用を継続すればそれを抑制でき、角栓を小さく状態に維持できるため、使用を継続する意味はあると思います。
ただ、他の商品でも、今回のように、角栓を根本から完全に除去することはできないものの、角栓を小さく維持できる洗顔やクレンジングオイルは、多数存在しています。
今回の商品は、クレンジング後、洗顔が必要となります。冒頭のレビューでは、「クレンジング後肌がつっぱったりといった症状はなかった」と書いていましたが、その後洗顔まで行えば、洗顔後1時間程度肌がつっぱりました。私は肌が敏感な方なので、朝晩、クレンジングと洗顔を行えば、肌への負担はけっこう大きいと思います。あと、作業が2つもあるので、面倒というデメリットもあります。
前述の通り、今回の商品と同等の効果のある洗顔やクレンジングオイルは多数存在しており、洗顔は1回の作業で済みますし、クレンジングオイルでも、クレンジング後洗顔が不要なものもあります。よって、効果が同等であれば、私ならこれら別の商品を選ぶと思います。
商品の評価としては、角栓の完全な除去はできなかったものの、角栓を小さく維持することはできたため、「小さな効果が合った商品」としておこうと思います。