※2020年5月26日夜 最終実践検証結果
商品の概要
マナラ公式サイト:https://www.manara.jp/display/product/MG002010.html
マナラから出ている、朝専用の洗顔ゲルです。
引用元:https://www.manara.jp/display/product/MG002010.html
商品の特徴としては、洗浄成分がゼロなので、肌を乾燥させない、という特徴があります。泡タイプの洗顔料は、油分を落としすぎるので、乾燥肌の原因になり、乾燥肌はシミ、シワ、毛穴の開きなどの肌トラブルの原因となる。そもそも朝は、それほど肌は汚れていないので、洗浄成分がゼロの美容液を使い、油分を落としすぎないようにしよう、というコンセプトです。
また、カプセル化パパイン酵素が、角質や毛穴の黒ズミを取り除く効果もあるようです。
引用元:https://www.manara.jp/display/product/MG002010.html
また、角栓が気になる方向けのケア法として、毛穴パック洗顔の手法もあります。私は角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回購入してみました。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年5月22日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
商品の使い方
今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。
拭き取る方法と、洗い流す方法がありますが、今回はコットンが3つ付属していたので、最初の3回は拭き取る方法を実践し、その後は洗い流す方法を実践しようと思います。
ゲルをコットンに出してみると、上記のような感じです。
顔になじませて、拭き取ると、上記のようになりました。若干黄色くなっているので、汚れが落ちているのかもしれません。
2020年5月22日朝 実践検証結果※モイストウォッシュゲル
本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、今回は美容液成分が肌に残っているため、肌が光ってしまって、かなり見にくいのですが、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後も上に凸の形状を残しているように見え、あまり変化がないように見えます。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。ただ、油分は44%なので、他の商品と比べると、かなり高めの値にはなっています。
2020年5月22日夜 実践検証結果※ホットクレンジングゲル
今回の商品は、朝専用の洗顔になりますが、付属していたパンフレットを見ると、夜はホットクレンジングゲルを使うように説明されており、ホットクレンジングゲルのサンプルも入っていたため、夜はこれを使い、この検証結果も平行して進めていこうと思います。
ホットクレンジングゲルのレビューについては、既に検証しているため、以下の記事をご覧ください。既に検証済みの商品ですが、旧評価基準でしか検証していなかったので、今回見直し後の評価基準で検証してみます。
>>マナラ ホットクレンジングゲルで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。
形状の変化については、洗顔後は小さくなっているように見えます。ただ、溶解力が強い洗顔は、角栓がまったいらになりますが、今回の商品は、まだ上に凸の形状を残しているため、溶解力としては、かなり弱めだと思います。
2020年5月23日朝 実践検証結果※モイストウォッシュゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化も、あまりありません。
2020年5月23日夜 実践検証結果※ホットクレンジングゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化については、若干角栓が小さくなったように見えます。
2020年5月24日朝 実践検証結果※モイストウォッシュゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化も、あまりありません。
2020年5月24日夜 実践検証結果※ホットクレンジングゲル※C角栓除去
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
C角栓が、根本からすっぽりと引き抜いて除去できています。
C角栓は、クレンジング前の写真を見ると、一番縦に長く伸びているように見えます。前回検証していたツルリのジェルでは、A角栓を引き抜いて除去できていましたが、この角栓も、やはり一番縦に長く伸びていました。
参考:2020年5月15日夜 実践検証結果※A角栓除去
この結果から、縦に長く伸びている角栓ほど、引き抜きやすい、ということが確実に言えると思います。おそらく縦に長く伸びていれば、摩擦により、角栓を引き抜く方向に力をかけやすいため、引き抜きやすいのだと思います。
2020年5月25日朝 実践検証結果※モイストウォッシュゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。今回から、洗い流す方法での実践になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化も、あまりありません。
2020年5月25日夜 実践検証結果※ホットクレンジングゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化については、若干角栓が小さくなったように見えます。
2020年5月26日朝 実践検証結果※モイストウォッシュゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。今回は、毛穴パック洗顔の手法を実践してみました。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化も、あまりありません。
2020年5月26日夜 実践検証結果※ホットクレンジングゲル
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。形状の変化については、若干角栓が小さくなったように見えます。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、ホットクレンジングゲル使用時に、1つの角栓を、根元から引き抜いて、完全に除去することができました。
形状の変化については、モイストウォッシュゲル、ホットクレンジングゲルの双方で、使用後は、若干角栓が小さくなったかな?という程度の変化がありました。どちらも、角栓を溶かす力としては、かなり弱い方だと思います。なので、角栓が、縦に成長し、その結果、C角栓を引き抜けたのだと思います。
ただ、このような角栓を成長させて引き抜く手法は、抜けた後の毛穴が大きくなるデメリットもあります。今回、C角栓の毛穴は、それほど大きくはありませんでしたが、引き抜けていないその他の角栓は、検証初日に比べると、検証最終日はけっこう大きくなっており、この状態は、おそらく毛穴を広げています。こうなると、いくら角栓は引き抜けても、毛穴が目立ってしまっては綺麗な肌とは言えないので、あまりおすすめはできません。
あと1つ思ったのが、前回ツルリの実践でA角栓を引き抜けていましたが、それから11日経過した現在でも、A角栓は小さい状態を維持しています。なので、角栓を除去する手法としては、角栓を溶かしたり分解して除去する手法や、角栓を引き抜いて除去する手法などがありました、効果の持続性を考えると、やはり引き抜いて除去した方がいいように思います。
商品の評価については、ホットクレンジングゲルについては、角栓を1つ引き抜くことができたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。
モイストウォッシュゲルについては、こちらは角栓が引き抜けず、さらに形状の変化も、あまりなかったので、「角栓除去に効果がなかった商品」としておこうと思います。
ただ、この商品は、角栓除去効果の他にも、保湿効果も、商品の効果として上げられています。保湿効果については、洗顔後、肌がつっぱることはなかったので、効果を感じられました。なので乾燥肌対策として考えるのであれば、おすすめだと思います。
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