コラージュ 洗顔パウダーで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証


※2019年9月20日夜 最終実践検証結果

商品の概要


持田ヘルスケア公式サイト:https://www.collage-shop.jp/lp/csp/csp.html

持田ヘルスケア株式会社という製薬会社が作った酵素洗顔パウダーです。


引用元:https://www.collage-shop.jp/lp/csp/csp.html
今回の商品の大きな特徴としては、公式サイトを見てみると、低刺激性という特徴が書かれています。敏感肌の人向けの酵素洗顔となっています。

一般的に酵素洗顔と言うと、刺激が強く、過去に私もマナラ ツルリナウォッシュという酵素洗顔では、洗顔後に肌がヒリヒリ痛くなり、赤くなり、かさぶたまでできたことがありました。なので低刺激の酵素洗顔は重要があるように思います。
参考:マナラ ツルリナウォッシュで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証

また、一般的に酵素洗顔は刺激が強いので、「2日~3日に1回」という制約がつくものが多いですが、今回の商品は、使用方法の説明に回数の制約はありませんでした。低刺激なので、使用頻度を抑えなくても大丈夫なのでしょう。

一般的に酵素は角栓を溶かす作用があるわけですが、使用回数が2日1回となると、せっかく角栓を溶かしても、2日の間に角栓が復活してしまうことがあったのですが、今回の商品は、朝晩1日2回使えるので、そのようなことにはならないと思います。

一般的な酵素洗顔のように高刺激で使用回数少な目の方がいいのか?それとも今回の商品のように低刺激で回数多めの方がいいのか?ここの切り分けができると思います。


引用元:https://www.collage-shop.jp/lp/csp/csp.html
公式サイトを読み進めると、他に大きな特徴として、「角栓のお手入れにおすすめ」と書かれています。私は角栓に悩んでいるので、これを見て、今回、検証対象の商品としてピックアップしました。

普通に考えると、酵素の力で角栓を溶かして除去するのだろうと思いがちですが、今回の商品は、公式サイトを見ると、「酵素の力で、角栓がたまって固まった毛穴の出口をやわらかくする」と書かれています。角栓自体に着目するのではなく、毛穴の出口に着目するのは、変わったアプローチの仕方だなと思いました。

ただ、毛穴の出口をやわらかくしてどうなるのか?の説明がなかったので、ここは最後まで説明してほしいと思いました。角栓を除去するにしても、泥洗顔のように角栓を吸着して根本から引き抜いて除去したり、酵素洗顔のように角栓を溶かして除去したり、いろいろな方法があります。公式サイトの説明だと、毛穴の出口をやわらかくして、その後どうやって角栓を除去するのか?がわからないわけです。

例えば、「毛穴の出口をやわらかくすれば、毛穴の開口部が広がるので、これで角栓を引き抜きやすくなり、最終的に角栓をすっぽりと引き抜いて除去します」といったように、最初から最後まで、しっかりと説明してほしいです。

アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2019年9月16日現在では、洗顔パウダー部門で36位にランクインしていました。

2019年9月16日朝 実践検証結果

本当に角栓が除去できるのか?の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか?を確認します。


観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。





上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。


今回の商品の使い方としては、パッケージの裏の使用方法の説明に、上記のように書かれています。


パウダーを手のひらに出してみると、このような感じです。


商品説明に従って、水を加えながら空気を入れるようにして泡立てても、いつもでたっても上記のような状態で、泡立ちませんでした。


商品には、泡立てネットも付属してあり、商品説明には、泡立てネットを使う場合のやり方の説明もあったため、このやり方で試してみると、上記のように泡立ちました。


1分ほど洗顔後、手のひらは上記のようになりました。他の酵素洗顔は、例えばファンケルの洗顔パウダーなんかは、ほんの数秒洗顔すれば泡が消えるものが多く、手のひらがテカテカになったのですが、今回の商品は、上記写真を見ると、まだ泡がけっこう残っているので、この点から考えても、やはり今回の商品の酵素の配合量は少な目ということがわかります。
参考:ファンケル ディープクリア 洗顔パウダーで毛穴の角栓はとれるか?効果を検証

洗顔後は、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりといった症状はありませんでした。






上記は洗顔後の写真になります。

まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。

A角栓については、洗顔前の写真を見ると、毛穴と角栓の間にスペースがあるように見えます。本来角栓は、毛穴にすっぽりとはまって取れにくい状態となっているわけですが、今回は毛穴と角栓の間にスペースがあるわけで、スペースがあれば角栓はグラグラの状態なので、角栓を引き抜くことが容易な状態と言えます。

前述の通り、今回の商品は、公式サイトの説明不足により、最終的にどのようにして角栓の除去を目指すのか?がわからないわけですが、もし仮に角栓を引き抜いて除去することを目指す商品の場合は、このような引き抜くことが容易な角栓ですら抜けないのであれば、毛穴にぴったりと埋まった角栓を引き抜くのは、とても無理だと思います。

B角栓については、一見すると角栓が完全に除去できているようにも見えますが、この角栓は洗顔前の状態でもけっこう小さい状態だったので、洗顔後はさらに小さくなって、見えなくなっただけだと思います。これまでの経験上、角栓が根元からすっぽりと抜ければ、穴が開いた状態に見えるのですが、今回のB角栓については、穴は開いていないので、まだ少量の角栓は残っていると思います。

角栓の形状の変化については、今回は「低刺激性」というコンセプトで作られた商品なので、あまり角栓を溶かすことはできないだろうと思っていたのですが、意外や意外、洗顔前は上に凸の形状をしていたものが、洗顔後は肌の表面と同じ高さになっており、けっこう角栓を溶かしていることがわかります。低刺激性とは書かれているものの、少量であっても酵素を含んでいるため、成分はそこそこ強いのかもしれません。

前述の通り、今回の商品は、角栓を引き抜いて除去することは難しそうですが、角栓を溶かして除去することには、まだ期待できると思います。今回の商品は、低刺激なので、酵素洗顔でありながら、1日2回の使用が可能です。これで角栓を徐々に溶かしていければ、角栓の除去も可能かもしれません。


洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。

2019年9月16日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回は洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。朝の洗顔にて角栓をかなり小さくできており、残りは毛穴に埋まった部分が残っていた状態でしたが、毛穴に埋まった部分は洗顔しても手の摩擦が行き届かず、薬液も浸透しにくいため、除去がしにくいのだと思います。

あと今回は、洗顔後1~2時間ほど、肌がかなりつっぱりました。洗顔後の3枚目、4枚目の写真を見ると、肌にシワが一切なく、ぱっつんぱっつんになっている様子がわかると思います。

これまで成分が強い洗顔を使った時も、1回目の洗顔では異常がなく、2回目の洗顔で異常が出ていました。2回目の洗顔は、1回目の洗顔でダメージを受けて弱っているため、2回目の洗顔で異常が出ます。

朝の洗顔でも書いた通り、角栓の溶け具合を見ても、成分はけっこう強いと思います。今回の商品は、低刺激で敏感肌でも使えるのがコンセプトでしたが、個人的には、一般的な酵素洗顔と刺激の強さはあまり変わらないように思います。この成分の強さだと、やはり一般的な酵素洗顔のように、2~3日に1回か、多くても1日1回の使用がいいと思います。

今後の検証については、説明書に使用頻度の制約の注意書きがない以上、普通の使い方として使うことを前提として作られていると思います。つまり1日2回を前提とされていると思います。また、購入者の方も、使用頻度に制約がなければ、毎回使うでしょう。前提とされている使用方法に沿って使った結果、どうなるのか?の正しい検証結果を出したいので、1日2回の使用を続けようと思います。

2019年9月17日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月17日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月18日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月18日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月19日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月19日夜 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。

これまでは、洗顔前は角栓は小さい状態でしたが、今回はA角栓、C角栓が上に凸の状態に成長してしまっています。洗顔を行う時刻なども今までと同じで、特に条件は変えていないのですが、なぜ今回は上に凸の状態に成長したのか?心当たりはありません。おそらく食事や睡眠などの生活習慣の違いではないかと思います。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、今回はA角栓とC角栓が、洗顔前の状態で角栓が上に凸の形状をしており、比較的大きい状態だったため、洗顔後は変化があり、角栓は薄く小さくなっています。

2019年9月20日朝 実践検証結果





上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。





上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

2019年9月20日夜 実践検証結果






上記は、洗顔前の状態です。

肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。






上記は、洗顔後の写真になります。

今回も、角栓を完全に除去することはできていません。

形状の変化については、洗顔前の状態でも角栓はけっこう小さい状態だったため、洗顔後でもあまり変化はありませんでした。

検証結果の総評

今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を根元から完全に除去することはできませんでした。1回目の検証では、抜けやすそうなグラグラな角栓ですら抜けなかったので、今回の商品では、角栓を根本から引き抜くことは、ほぼほぼ不可能だと思います。

角栓の形状の変化については、1回目の検証では、洗顔前は角栓は上に凸の形状をしていましたが、洗顔後は角栓は薄く平らになり、かなり角栓を除去できました。

2回目以降の検証では、洗顔を行っても、あまり効果はなく、角栓は小さくなりませんでした。洗顔前でも角栓は小さく、残りは毛穴に埋まった部分が残っていた状態であり、毛穴に埋まった部分は洗顔しても手の摩擦が行き届かず、薬液も浸透しにくいため、除去がしにくいのだと思います。

あと、今回の商品は、コンセプトとして、「低刺激で敏感肌でも使える」という商品でしたが、洗顔後数時間は肌がつっぱったので、刺激は普通の酵素洗顔並みに、けっこう強い方だと思います。

商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、角栓を小さく維持することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。

当サイトは“本当に角栓が除去できる商品がわかる”レビューサイトです
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか?を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。
>>角栓除去に効果のあった商品ランキング

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