※2020年6月25日夜 最終実践検証結果
商品の概要
富士フイルム公式サイト：https://h-jp.fujifilm.com/products/lunamer/lunamer-ac/121003000001.html
富士フイルムから出ている洗顔フォームです。価格は一般的な洗顔フォームと同等の容量である120グラムで、YAHOOショッピングでの最安値が1780円なので、他の洗顔フォームと比べると、けっこう高額な商品になります。
引用元：https://h-jp.fujifilm.com/products/lunamer/lunamer-ac/121003000001.html
商品の特徴としては、上記公式サイトを見てみると、「糸状の繊維が毛穴上部にもぐりこんで角栓をからめ取る」と書かれています。また、泥も配合されており、「泥の穴で汚れを吸着して除去する」という特徴もあります。
私は角栓に悩んでいるため、この説明を見て、今回購入してみました。
毛穴汚れを除去するメカニズムについては、毛穴汚れを根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法や、毛穴汚れを溶かして除去する方法など、いろいろな方法がありますが、今回の商品は、公式サイトを見ると「絡め取る」と書かれていることから、毛穴汚れを繊維で絡めて、根本からすっぽりと引き抜いて除去する方法になると思われます。
アットコスメの口コミランキングですが、この記事を書いている2020年6月21日現在では、どの部門にもランクインしていませんでした。
商品の使い方
引用元：https://h-jp.fujifilm.com/products/lunamer/lunamer-ac/121003000001.html
今回の商品の使い方としては、公式サイトを見ると、上記のように書かれています。
洗顔フォームを指先に出してみると、このような感じです。
今回の商品は、商品説明を見ると、「糸状の繊維が角栓を絡め取る」と書かれていたため、何か糸のようなものが目視でも確認できるのかな？と思って、フォームを指で平らにして、よく見てみたのですが、目視で糸状の物質は確認できませんでした。
公式サイトには、「ファイバースクラブの太さは10～50マイクロメートル」と書かれています。1μmは0.001ミリなので、50μmは0.05ミリということになるのですが、0.05ミリというと髪の毛の太さと同じくらいの大きさになり、これが泡の中に髪が入っていれば、簡単に目視で発見できると思うのですが、今回の商品は、まったく目に見えなかったので、本当に繊維が入っているのか？疑問に思いました。
もちろん、髪の毛は黒なので、白の泡の中では色的に目立つとは思いますが、それでも髪の毛の太さなら、余裕で目に見えるので、ここを考慮しても、繊維が見えないのはおかしいなと思いました。
説明に従って、泡立てネットを使って泡立てたところ、上記のようになりました。泡の感じも、一般的な洗顔フォームと何ら変わらず、やはり本当に繊維が入っているのか？疑問に思いました。
洗顔後手のひらは上記のようになりました。1分前後洗顔しても、まだかなりの泡が残っているので、泡持ちは、かなり良い方だと思います。
肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることはありませんでしたが、洗顔後は若干肌がつっぱりました。
2020年6月20日朝 実践検証結果
本当に角栓が除去できるのか？の実践検証ですが、今回はマイクロスコープで、洗顔前後の角栓の状態を観察することで、角栓が除去できたか？を確認します。
観察する角栓については、特に大きい角栓が目立つ、私が一番気になっている鼻周りの角栓を観察していきます。きれいに並んだA~Jの10個の角栓があるので、これを観察していきます。この角栓は、他の商品の検証でも観察しているので、商品間の比較も可能となっています。
上記は、1列に並んだ角栓群を左端から順に拡大した写真になります。
肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は洗顔後の写真になります。
まず、根本からすっぽりと、完全に引き抜けた角栓はありませんでした。今回の商品は、糸状の繊維で角栓を絡め取るというコンセプトの商品ですが、糸状の繊維自体が確認できていないので、理屈的に考えても角栓を除去することは難しいように思います。
形状の変化については、洗顔前は上に凸の状態をしていましたが、洗顔後は、かなり平らになっているように見えます。上に凸の部分はほとんど見られないため、他の商品と比べても、角栓を溶かす力は強めだと思います。
洗顔後の水分、油分の測定を行ってみましたが、こちらは双方問題ありませんでした。
2020年6月20日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月21日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月21日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月22日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月22日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月23日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月23日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月24日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月24日夜 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、朝洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
2020年6月25日朝 実践検証結果
上記は、洗顔前の状態です。肌状態としては、前日夜洗顔後、約10時間が経過している状態です。
上記は、洗顔後の写真になります。
今回も、角栓を完全に除去することはできていません。
形状の変化については、洗顔後は角栓が平らになっています。
検証結果の総評
今回の商品の検証結果のまとめですが、まず、今回は10個の角栓の形状を観察しましたが、角栓を引き抜いて、完全に除去することはできませんでした。
形状の変化については、洗顔後は、角栓が薄く、平らになりました。
ただ、除去できるのは、肌表面の高さよりも上に凸の部分までであり、それよりも下の毛穴に埋まった部分の除去はできません。
肌表面の高さよりも上に凸の部分の除去は容易であり、1回目の使用でこの部分の除去はできました。ただ、毛穴に埋まった部分の除去は困難で、いくら使用を継続しても、この部分の除去はできません。なので、1日目の使用後と5日目の使用後の写真を比較すると、大きな変化はありません。
おそらく、毛穴に埋まっている部分は、指での摩擦がいきわたらないため、除去がしにくいのだと思います。
商品の評価については、角栓を完全に除去することはできなかったものの、一部除去することはできたため、「角栓除去に小さい効果があった商品」としておこうと思います。
当サイトでは、角栓を除去する目的で作られている商品について、本当に角栓が除去できるのか？を検証しています。たくさんの方が「角栓どっかいった」と評価している@cosmeのランキング上位の商品でも、マイクロスコープできちんと確認すれば、実際はそのような効果はない商品がほとんどです。現状、角栓の除去効果を正しく把握できるサイトは私のサイトくらいなので、是非商品選びの参考にしてみてください。>>角栓除去に効果のあった商品ランキング
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